■StiLL Ver 9.10 のバージョンアップの中心となる対応機能
◆StiLLボタン 
●MakeBtQuery / MakeBtTextRead
Excel2007 の最大行、最大列に対応
※MakeBtCellCopy 等、行・列に関係している機能はすでに StiLL V 9.01 で対応済です。
◆セルリンクボタン
●BtQuery / BtTextRead / BtUpload / BtTextWrite
Excel2007 の最大行、最大列に対応
※BtCellCopy 等、行・列に関係している機能はすでに StiLL V 9.01 で対応済です。
■動作環境
ご参考：StiLL バージョン表
①Excel 2000、2002、2003、2007 に対応します。
※Excel2007 の xlsx 形式のファイルに対応しました。
※Excel95、Excel97 には対応していませんのでご注意下さい。
※Webシステム開発は Excel2000、2002、2003、2007 上での動作です。
②Windows 2000、XP、Vista、7 に対応します。
※Windows95、98、Me、NT には対応していませんのでご注意下さい。
■注意事項 重要!!
①従来作成したアプリケーションを Excel 2007 で操作する場合
Excel2007 以降ではオブジェクトの表示やシステムボタンの制御などで注意事項があります。
（ご参考：Excel2007の注意事項）
②従来作成したアプリケーションを Windows Vista/7 で操作する場合
Windows Vista/7 では UAC の機能により、Cドライブの直下や ProgramFiles フォルダーなどはファイルの保存ができなくなりました。
その場所に保存するようなプログラムの場合は修正が必要となります。
（ご参考：Windows Vista/7 の注意事項）
■StiLL Ver 9.10 新規機能
◆セルリンクボタン
①BtPageBreak 改ページ挿入をおこなう 
・指定位置の上または左に改ページを挿入します。
②BtUnPageBreak 改ページ解除をおこなう
・指定位置の上または左の改ページを解除します。
③BtSheetInsert 新規シートの挿入をおこなう
・指定した名前の新規シートをブックに追加します。
④BtNameDelete 定義範囲名を削除
・ブックから指定した定義範囲名を削除します。
⑤BtSheetRename シート名の変更をおこなう
・指定したシートの名前を変更します。
⑥BtPasteWindowName 指定出力位置にウィンドウ名を抽出
・開かれているウィンドウの名前を列挙します。
⑦BtFileRename 指定のファイル名を変更
・既存のファイルの名前を変更します。
⑧BtComment コメントを挿入する
・指定したセルにコメントを追加します。
⑨BtBookNewCopy 新規ブックへシートをコピーする
・指定したシートを新規ブックへコピーします。
⑩BtSetBookSaved ブック変更状態をセット 
・ブックに変更箇所があるかどうかを設定できます。
⑪BtPasteBookSaved ブック変更状態を貼付
・ブックに変更箇所があるかどうかを調べます。
■StiLL Ver 9.10 機能強化/修正
◆StiLLボタン
①ボタン情報の「セルリンクボタン貼付け」
・Professional でも使用できるようにしました。
②ExcelKeyOff / ExcelKeyOn
・Ctrl+D を無効、有効にする処理を追加しました。
③MakeBtDisp / MakeBtZoom
・倍率指定のコンボに 1280x1024 を追加しました。
④MakeBtJump
・戻るボタンの位置を右に移動しました。
◆セルリンクボタン
●機能の検索をスムーズに
・セルリンクボタン画面に「カテゴリ別」「検索」を追加しました。
●フォルダーのパラメーター設定をスムーズに
・フォルダーを指定するボタンで
%WINDOWS%, %WINSYSTEM%, %WINDRIVE%, %USER%, %MYDOC%, %BOOKDRIVE%
の指定ができるように変更しました。
①BtOpen
・書き込みパスワードを指定できるようになりました。
・起動オプションで「リンクの自動更新オン（オフ）にして開く」「自動実行を実行しないで開く」を指定できるようになりました。
②BtNamedSave
・読み込みパスワード・書き込みパスワードを指定できるようになりました。
③BtSetValue
・「今日の日付」「現在の時刻」を書き込めるようになりました。
④BtProtect
・「/」記号を使って複数シート指定が可能になりました。
⑤BtUnProtect
・「/」記号を使って複数シート指定が可能になりました。
⑥BtPrintArea
・「/」記号を使って複数シート指定が可能になりました。
⑦BtPrintHeaderFooter
・「/」記号を使って複数シート指定が可能になりました。
⑧BtPrintSetup
・「/」記号を使って複数シート指定が可能になりました。
⑨BtCellClear
・データを値化する場合、値はそのままで数式のみクリアできるようになりました。
⑩BtCol
・指定したセルの列幅で AutoFit ができるようになりました。
⑪BtCol / BtRow
・「/」記号を使って複数の行・列を指定できるようになりました。
⑫BtColInsert / BtColDelete / BtRowInsert / BtRowDelete
・対象範囲が空白のときはアクティブセルを対象にするように変更しました。
⑬BtSheetDelete
・ワイルドカード指定ができるように変更しました。
⑭BtHelp
・実行時に表示されるダイアログの余白を狭めてもう１行表示できるように修正しました。
⑮BtSearch
・検索オプションの最後が「1」 かつ 検索開始位置が「%ACT%」 かつ
アクティブセルが範囲外のときに、アドレスが出力されないのを修正しました。
・「%ACT%」指定の範囲外指定のとき範囲の先頭にセル移動しないように変更しました。
・DispOff 処理を変更しました。
⑯BtEntry
・指定セルの数が多いとき(512以上) に、カーソル移動時に Excel が反応しなくなってしまう現象を修正しました。
⑰BtMail
・添付ファイル名を指定できるように変更しました。
・「オプション」に指定できるパラメーターが増えました。
⑱BtDialog
・「MultiList」(複数選択するリストボックス) にも対応できるように変更しました。
⑲BtCellClear
・コメントを削除できるようにパラメーターを増やしました。
⑳BtQuery / BtUpload
・”dispoff” も D0モードとして認識するように修正しました。
■StiLL Ver 9.01 のバグ修正
①MakeBtCellCopy (StiLLボタン)
・別シートを選択して「OK」を押すとその内容がボタンに反映されない不具合を解消しました。
②BtUpload (セルリンクボタン)
・オプションが空白のときロールバックをしなかった問題を修正しました。
③MakeBtJump (StiLLボタン)
・5.0 ダイアログ名を新規シートの名前に指定したときの不具合を修正しました。
④BtLoop (セルリンクボタン)
・リンクするセル欄に定義名が使えるように修正しました。
⑤Excel2007 のクリップアートのボタン
・StiLL ボタンにすると「起動できません」のエラーが発生していたのを修正しました。
⑥先頭のシートが非表示になっているときにシステムテンプレートを挿入
・システムテンプレートを挿入すると非表示のシート名が変わってしまうのを修正しました。
⑦ボタン情報の「セルリンクボタン貼付け」
・ダブルクォーテーションが含まれる設定の場合の不具合を修正しました。
⑧セルリンクボタン:出力先のシートが別シートのとき
・作成後にそのシートをアクティブにするように修正しました。
⑨BtQuery
・取得値がちょうど 256 文字のときに値が出力されないのを修正しました。
・Tinyint を文字ではなく数値として扱うように修正しました。
⑩BtTextRead
・元のデータが 4.00 などのときに文字ではなく、数値で表示されるように修正しました。
⑪BtPush (セルリンクボタン)
・先頭に BookQuit がある場合、「ファイルが見つかりません」のエラーが発生していたのを修正しました。
⑫「StiLLAuto」シート上の「StiLLOpen」ボタンの中でファイルを閉じた場合
・開いていたボタンシートの自動実行のボタンが実行されていたのを修正しました。
⑬MakeBtProtect / MakeBtUnProtect
・存在しないシート名をいれたときは、エラーラベルが表示されるように修正しました。
