StiLL FAQ
StiLL-] Ver 1.5 ⇒ StiLL-] Ver 2.0 のバージョンアップ内容

バージョンアップのコンセプト
動作環境
注意事項
StiLL-] Ver 2.0 新規機能
StiLL-] Ver 2.0 機能強化/修正
StiLL-] Ver 1.5 のバグ修正

StiLL-] Ver 1.5 から StiLL-] Ver 2.0 へのバージョンアップの内容は下記の通りです。

■StiLL-] Ver 2.0 のバージョンアップのコンセプト

@Windows 8 と Excel2010 (64bit) に対応
・Excel2010 64bit / Windows 8対応版となります。
※Excel2013 には対応しておりませんのでご注意ください。
※Excelは最新の更新プログラムを適用してください。

AStiLL の新機能追加・機能強化・バグ対応
・新機能追加 StiLLボタン 5種 セルリンクボタン 11種
・機能強化  84パラメータ追加
・Excel 及び StiLL-] V1.5のバグ対応

■動作環境

ご参考:StiLL バージョン表

@Excel 2003、2007、2010 (32bit/64bit) に対応します。
※Excel2000 / Excel2002 は「StiLL-] V1.5」をご利用ください。
※Excel2013 は「StiLL-] V2.1」をご利用ください。
※Office365 には対応していません。

AWindows XP、Vista、7、8、8.1 (32bit/64bit) に対応します。
※Windows95、98、Me は「StiLL V7」をご利用ください。

■注意事項 重要!!

@従来作成したアプリケーションを Excel 2007/2010/2013 で操作する場合
Excel2007 以降ではオブジェクトの表示やシステムボタンの制御などで注意事項があります。
(ご参考:Excel2007/2010/2013の注意事項

A従来作成したアプリケーションを Windows Vista/7 で操作する場合
Windows Vista/7 では UAC の機能により、Cドライブの直下や ProgramFiles フォルダーなどはファイルの保存ができなくなりました。
その場所に保存するようなプログラムの場合は修正が必要となります。
(ご参考:Windows Vista/7 の注意事項

■StiLL-] Ver 2.0 新規機能

◆StiLLボタン SPD版

@MakeBtSetValue 「セル値セット」
・データ処理コマンドに「セル値セット」を追加しました。

AMakeBtRowColInsert 「行列挿入」
・データ編集コマンドに「行列挿入」を追加しました。

BMakeBtRowColDelete 「行列削除」
・データ編集コマンドに「行列削除」を追加しました。

CCloseDisableOn 「閉じる禁止有効」
・その他特殊処理コマンドに「閉じる禁止有効」を追加しました。
  StiLLボタンからしかブックを閉じることができなくなります。
(「ファイル」→「閉じる」、「ファイル」→「終了」、 Excelの右上の「×」の閉じるボタンが押されたときの処理を無効にすることができます。)

DCloseDisableOff 「閉じる禁止解除」
・その他特殊処理コマンドに「閉じる禁止解除」を追加しました。
  StiLLボタンからしかブックを閉じることができなくなる状態を解除します。
(「ファイル」→「閉じる」、「ファイル」→「終了」、 Excelの右上の「×」の閉じるボタンが押されたときの処理を有効にすることができます。)

◆セルリンクボタン

@BtRowColInsert PD版
・行列を挿入する機能を追加しました。

ABtRowColDelete PD版
・行列を削除する機能を追加しました。

BBtPushIfActiveCell PD版
・指定ボタンをアクティブセル位置に応じて押す機能を追加しました。

CBtGroup PD版
・指定範囲をグループ化する機能を追加しました。

DBtPDF D版
・PDF作成をおこなう機能を追加しました。

EBtStiLLREIKey D版
・StiLLショートカット R/E/Iを制御する機能を追加しました。

FBtPasteEnv D版
・指定出力位置に環境変数を貼り付ける機能を追加しました。

GBtPasteInfo D版
・指定出力位置に指定出力位置にシステム情報を貼り付ける機能を追加しました。

HBtPasteExcelOption D版
・指定出力位置にExcelオプションを貼付する機能をしました。

IBtSetExcelOption D版
・Excelオプションをセットする機能を追加しました。

JBtPasteURI D版
・指定出力位置にURI文字を貼り付ける機能を追加しました。

■StiLL-] Ver 2.0 機能強化/修正

◆全般 SPD版

@バージョン情報
・ロゴを変更しました。
・バージョン番号の最後にStiLL-] Serverは(S) をクライアント版は (C) を表示するようにしました。

AStiLL環境設定
・“その他”タグに「旧バージョンの「ボタン作成」画面を使用する」を追加しました。
※新/旧の「ボタン作成」画面の切り替えが可能です。

Bオンライン
・「オンライン」を「サポートサイト」に変更
・「オンライン」にStiLL FAQを追加

CStiLLボタン選択ダイアログ画面
・ダイアログ画面を変更して「StiLLボタンの作成」画面を新しくしました。

Dセルリンクボタン選択ダイアログ画面
・ダイアログ画面を変更しました。
・メニューバー、リボンカテゴリ切り替え機能を追加しました。

Eショートカットキー
・CTRL + SHIFT + E / Rに「閉じる禁止無効」を追加しました。

Fボタンテンプレート
・ダイアログ画面を変更しました。
・タブの見出しを開発用からDEV用に変更しました。
・各種ボタンを追加しました。

Gシステムテンプレート
・ダイアログ画面を変更しました。

Hサンプルガイド
・サンプルガイドはすべてシステムテンプレートに統合しました。

I起動
・[Shift]キーを押下しながらファイルを開いたときに自動実行がストップするのをしないように変更しました。
※自動実行をさせたくない場合はファイルドラッグの操作を実施してください。

◆オプションプログラム D版

@StiLLマネージャ SPD版
・Excel2010 64bit版に対応しました。
・.xlsx, .xlsm, .xlsbの関連付けに対応しました。

AStSetODBC PD版
・アプリケーションアイコンを変更しました。
・Windows 8環境のときにアイコンファイルの設定ができない問題に対応しました。
・64bit版のStSetODBCを作成しました。

BStiLLStart D版
・Excel2010 64bit版に対応しました。
・StiLL-] Serverを使用している場合はxlstartに共通部品のごみが残っている場合に共通部品を削除してから起動するようにしました。

CStiLL起動プログラム(StiLL.exe)  ※StiLL-] Server版のみ
・xlstartに共通部品のごみが残っている場合に共通部品を削除してから起動するようにしました。

DClientSetup  ※StiLL-]Server版のみ
・Windows8 64bit環境に対応しました。
・「プログラムから開く」の表示を「StiLL-X Deveropers V2」、「StiLL-X 共有版 V2」にしました。

◆StiLLボタン SPD版

@MakeBt〜
・設定画面のデザインを変更しました。
・保護がかかっているシート上のStiLLボタンに機能を設定する場合はエラーメッセージを出すようにしました。

AMakeBtPushIf 「条件分岐実行」
・1番左のリストから[それ以外」をカット、2番目のリストで[それ以外]を選択したときは 3番目を非表示にするように修正しました。
・ボタンを押した結果からの分岐のボタン、“〜のとき”のボタンの「ボタン確認」を追加しました。

BMakeBtMerge 「Excelデータ取得」
・対象ブックにStiLLのアクティブボタン、またはVBAのイベント処理等がある場合に それらの処理が動作しないように修正しました。

CMakeBtSort 「並び替え」
・非表示シートが大量にある場合にシートの再表示が原因で画面がちらついていたのを改善しました。

DMakeBtBookNewCopy 「新規ブックへシートコピー」
・初期状態でアクティブシートのシートが一覧表の画面内に表示されるように修正しました。

EMakeBtCellCopy 「セルデータコピー」
・「数式と数値の書式」と「値と数値の書式」を追加しました。

FMakeBtSearch 「文字検索」
・検索範囲が空白のときにOKボタンを押せるように修正しました。

GMakeBtDialogOpen 「ファイル一覧選択」
・ファイル名の表示順設定ができるように修正しました。

HMakeBtHelp 「説明メモ表示」
・メッセージ作成画面を大きくしました。

IMakeBtDisp 「一括画面制御」
・“全画面表示する”にした場合は、“メニューバー種類”の選択をできないようにしました。
・「Excelバー」の赤字の文言の位置と文章を追加しました。

◆セルリンクボタン PD版

@BtDialogOpen
・ダイアログに表示されるファイルの表示順を指定する「ファイル表示順」項目を追加しました。

ABtNamedSave
・「自動保存オプション」項目の設定値を追加しました。

BBtCellCopy
・「数式と数値の書式」や「値と数値の書式」などの「貼り付けデータ種類」項目の設定値を追加しました。
・可視セルのみの貼り付けが可能な「非表示セルの無視」項目を追加しました。
・「データ種類」項目の綴り間違え対策として、つづりの最後がSのありなしどちらでも動作するようにしました。

CBtBookNewCopy
・「オプション」項目を追加しました。

DBtSetMultiCell
・「貼り付けデータ種類」項目を追加しました。

EBtSetValue
・「セット値」項目に==(イコールを2つ)を指定した場合に数式を値化してセルにセットすることができるようになりました。

◆実行機能 SPD版

@BtQuery / BtTextRead / BtMerge / BtRecordQuery / BtUpload / BtSQLQuery / BtSQL
・しばらくお待ちください画面を変更しました。

ABtSheetCopy
・コピー元、コピー先ブック指定をした場合にオートフィルタがかかっているシートは 数式を残したままコピーするように修正しました。
(ただしブック間リンクの数式は値化されます)

BBtBookNewCopy
・入力規則のリストのコピーができるようになりました。
・コピー元ブックの対象シートにオートフィルタがかかっているシートは数式を残したままコピーするように修正しました。
(ただしブック間リンクの数式は値化されます)

CBtSearch
・検索範囲が空白のときには全セルで検索するように修正しました。

DBtPrint
・シート名に非表示シートが含まれた場合は非表示シートを除いて印刷するように修正しました。
(ただし非表示シートのみの設定の場合はアクティブシートの印刷になります)

EBtOffsetName
・非表示行、非表示列がある場合は、その行(列)を無視して動作するようにしました。

FBtNameDelete
・削除できない定義名がある場合にはエラーを無視して続行するようにしました。

GBtSetValue
・画面のちらつきを改善しました。

HBtHelp
・表示メッセージ画面の大きさを大きくしました。

IBtCalc
・シート名が空白のときはアクティブシートではなくブック全体を再計算(F9)するように修正しました。

JBtTextRead / BtRecordQuery / BtMerge / BtQuery
・出力先に結合セルがある場合のエラー処理を追加しました。

KBtMerge
・StiLLのアクティブ時実行ボタン、VBAのイベント処理等があるブックを対象としたときに イベント処理が動作しないように修正しました。
・対象ファイルの拡張子がタブ区切り(.TXT)やスペース区切り(.PRN)等の Excelファイル以外の拡張子のときにも同じExcelで開くように修正しました。

LBtFilter
・エラーメッセージの「Error No = 9(Filter Error!!)」を「フィルタに失敗しました」に変更しました。

MBtSort
・結合セルがある等の理由で並べ替えができなかったときにはエラーメッセージを表示するように修正しました。
・対象範囲のデータの保護ロックを解除して “許可する操作:並び替え” を指定して保護をした場合の並び替えをおこなうように修正しました。

NBtDialog
・設定したダイアログシートがない場合、セル名が違うときのエラーメッセージを追加しました。
・「MultiList」で選択値がたくさんあるときのパフォーマンスを改善しました。

Oセルリンクボタン全般
・違うブックがアクティブのとき |記号指定をした場合に アクティブブックではなくボタンがあるブックを参照するように変更しました。

■StiLL-] Ver 1.5 のバグ修正

◆「StiLL-]」サーバー ※StiLL-] Server版のみ

@起動
・Excel2007以降でxlam形式の自作アドイン等が登録されている場合に連続実行がうまく動作せず エラーメッセージがでてしまうのを修正しました。
・「お気に入り」フォルダを移動した場合に起動ができなくなる問題を修正しました。

◆テンプレート関連 SPD版

@ボタンテンプレート
・「ツール」→「文字検索」ボタンの検索範囲を修正しました。

Aシステムテンプレート
・システムテンプレートのファイル名と同じファイルを既に開いている場合のトラップメッセージを追加しました。

◆StiLLボタン関連 SPD版

@MakeBtSetFormat 「書式」
・罫線なしを選択したときに設定なし状態になってしまっていたのを修正しました。

AMakeBtSearch 「文字検索」
・列単位 “左-右 左-右”となっていたのを修正しました。

BMakeBtMerge 「Excelデータ取得」
・元データが空白値のときに項目式作成をするとエラーが発生していたのを修正しました。

◆実行機能関連 SPD版

@「前シート」 / 「次シート」
・非表示シートがある場合に先頭 / 最終シートでないのにエラーが表示されていたのを修正しました。

A「全画面表示」
・全画面表示のときにExcel2007/2010でShift+ESCを押すとExcelリボンメニューが表示されてしまうのを修正しました。

BBtNamedSave
・\\ではじまるフォルダのファイルを上書きできない問題を修正しました。

CBtCellCopy
・他のブックがアクティブになっているとき、コピー元・コピー先の両方に %THISBOOK% を指定すると そこで処理がストップしてしまう問題を修正しました。
・コピー元またはコピー先に カンマ を含むファイル名を指定するとエラーになるのを修正しました。

DBtCellClear
・「削除セル範囲」の設定値に #REF! エラーがある時に 途中で処理がとまらずに選択セルが削除されてしまうのを修正しました。

EBtBookNewCopy
・先頭に非表示シートがある場合に実行しても値化されない、ボタンが消えなかったのを修正しました。

FBtSearch
・アクティブセルにエラー値がある場合にエラーが発生するのを修正しました。

GBtCopy
・すでに値が入っている場合に、対象セルのフォントの色が変わったまま戻らなくなってしまうのを修正しました。

HBtRowPrint
・元データが定義名指定で最下行にエラーがあると途中でとまるのを修正しました。

IBtOffsetName
・開始位置を定義名で指定した場合にデータの最下行にエラーがあるとエラーメッセージが表示されるのを修正しました。

JBtRow / BtCol
・対象範囲の文字数が少ない文字でエラーになっていたのを|記号にして 参照先のセルが253文字(シート名の前後の'記号を除く2文字)までならOKになるように修正しました。

KBtTextRead
・文字数が1024の倍数の場合(改行は2文字)に1行余分に定義名が定義されてしまうのを修正しました。

LBtRecordQuery
・空のデータに対してBtRecordQueryの集計をおこなうとエラーが発生して連続実行の処理が終わってしまうのを修正しました。

MBtRecordQuery / BtMerge
・列数が多い場合(128列以上)のときにうまく取得されなかったのを修正しました。
・元データにエラー値があるときの処理が中断しないように処理を修正しました。
・集計の時に最大(最小)を指定した列に空白と"/"を含む値があると正しくでなかったのを Excelの最大と同じ考え方で文字のセルを無視して計算するように修正しました。
・項目式の集計行に「件数」を指定するとシートの先頭のデータに項目名の値が入っていたのを修正しました。
・グループ化した場合で条件に該当するものが1件もない場合の取得結果がおかしかったのを修正しました。
・元データ範囲を定義名で指定した場合に元データの最下行にエラーがあるとエラーメッセージが表示されるのを修正しました。

NBtDelete
・条件項目で|記号を使用しても文字数が382以上あるとうまく実行されなかったのを修正しました。

OBtDialog
・「MultiList」を使った場合の処理を修正しました。

PBtMessageIf
・違うブックがアクティブのとき、[ボタン,シート,オプションX] を指定するとエラーになる問題を修正しました。

QBtSheetCopy
・コピー元シート名に既存のシート名を大文字または小文字にして実行するとエラーが発生を修正しました。

Rステータスバー
・Excel2007以降でリボンを再表示する操作やBtPrintを実行したあとステータスバーに再計算の文字 が表示されたままになるのを修正しました。

対象製品 StiLL-] v2.0 Developers / Professional / Standard / 共有版
StiLL-] v1.6 Developers / 共有版
対象Excel 2003 / 2007 / 2010
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