「StiLL」Excel情報033  関数--条件の判断IF関数
■セルに数式を設定すると、参照元に値が入っていない場合や、エラー値が帰ってきてしまう場合があります。こういったものを表示させないようにするには、条件を判断するためにIF関数を使います。 ☆対応方法:IF関数は、指定した条件が真の場合、偽の場合それぞれをしています。例えば、セルC6が空白の場合は空白を表示し、空白でない場合はセルD6とE6の乗を表示させたい場合は、「=IF(C6=""、""、"D6*E6)」と入力します。 ※ご注意下さい。1つのセル内にて、IF関数は最大7つまで行うことができます。
■下のような表では、商品名が無いのに数式が入っているセルF6やF7の金額が表示されています。
より見やすい表を作るために、商品が無い場合は金額を表示させずに空白になるようにします。
このような条件を判断する場合には、IF関数を使います。
@セルF6に数式「=IF(C6="","",D6*E6)」を入力します。なおこの数式は、「もしセルC6が空白だったら
(=if(C6="")、空白("")を表示し、空白でなければセルD6とセルE6の乗(D6*E6)を表示しなさい
という意味です。
AセルC6の数式を、セルF3からセルF7にコピーします。
BセルG6にも、同様にIF関数を使った数式「=IF(C6="","",F6/$F$8」を入力し、この数式をセルG3
からG7へコピーします。
(F8は絶対参照にすると、コピーがそのままできます。絶対参照については、当メールサービスのバック
ナンバーを参照してください。)
これで商品名がない場合は、「金額」と「構成比」が空白になります。
参考:
1つのセル内にて、IF関数は最大7つまで行うことができます。
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