「StiLL」Excel情報039  セル--入力規則第ニ弾 重複入力をチェックするプログラム
■コード設定していく時など、値が重複して入力されないように、チェックする必要があります。この重複入力をチェックするプログラムは、入力規則機能に関数を組み合わせて簡単に設定できます。これで、入力のミスを一つ減らすことができますね。 ☆対応方法:COUNTIF関数を使います。例えば、セルC3からセルC35の間の重複入力をチェックする場合、C3セルの入力規則の設定の数式に「=COUNTIF($C$3:$C$35、C3)=1」と入力します。 ※ご注意下さい。入力規則をコピーする場合、COUNTIF関数の範囲を絶対参照にしないと、コピーされることにより範囲がずれてしまいます。
■下のマスタ入力表にて、「店舗コード」の重複入力をチェックします。
@COUNTIF関数を使います。この関数は、条件を満たすセルの個数を求めるものです。
例えば、セルC3に「=COUNTIF(C3:C35,C3)」とすると、「セルC3からセルC35の中でセルC3と同じ
値のセルの個数を数えなさい」ということになります。
AセルC3を選択し、[データ]→[入力規則]→[設定]にて、[入力値の種類]は「ユーザー設定」を選択
し、[数式]には「=COUNTIF($C$3:$C$35,C3)=1」と入力します。
(数式の「$」については、当メールサービスのバックナンバー「021セル参照3種類」を参照ください )
この数式の結果が「False」の場合、重複してデータが入力されているということになり、エラーが
表示されます。
B[データ]→[入力規則]→[エラーメッセージ]を選択して、[スタイル]は「停止」を選択、タイトルには
「エラー」、[エラーメッセージ]には「入力した数値の同一コードがあります。他のコード番号を入力
して下さい。」と入力してください。
そして、この入力規則をセルC35までコピーします。
Cすると、同一のコードが入力された場合に、ここで設定したエラーメッセージが以下のように表示
されます。
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