「StiLL」Excel情報051  ツール--マクロ--新しいマクロの記録
■今回は「新しいマクロの記録」ということで、皆さんをプログラミングの入り口へとご案内します。定型業務を自動化することにより、作業効率をアップさせることができますよ。まずはマクロを記録することから、一緒に始めてみましょう。 ☆対応方法:まず、Visual Basicツールバーの[マクロの記録]を選択してから、自動化したい作業を記録していきます。記録したら、フォームツールバーの[ボタン]を選択し、画面上に貼り付けます。貼り付けたボタンにマクロを登録すれば完成です。 ※参考として。作成したプログラムの内容は、Visual Basicツールバーの[Visual Basic Editor]を選択し、左上方の[プロジェクト]内の[標準モジュール]→[Module1]を開くと、確認することができます。
■次のようなデータを「受注金額」の昇順/降順をワンボタンで並べることができるようにします。
■Visual Basicツールバーの表示
ツールバーの[表示]→[ツールバー]→[Visual Basic]を選択し、Visual Basicツールバーを表示します。
■マクロの記録
@Visual Basicツールバーの[マクロの記録]を選択(もしくはツールバーの[ツール]→[マクロ]→
[新しいマクロの記録]を選択)し、「マクロの記録」ダイアログにて[マクロ名]は「昇順」にし、[OK]を
選択します。
A自動化したい作業を記録していきます。ツールバーの[データ]→[並べ替え]を選択します。
[最優先されるキー]に「受注金額」を選択し、「昇順」にして[OK]を選択します。
BVisual Basicツールバーの[記録終了]ボタンを選択します。
E今度は降順のマクロを記録します。@〜Bをもう一度繰り返すのですが、@にて[マクロ名]を
「降順」に、Aにて[最優先されるキー]は「受注金額」を「降順」にします。
■フォームツールバーの表示
ツールバーの[表示]→[ツールバー]→[フォーム]を選択し、フォームツールバーを表示します。
■ボタンを作成
@フォームツールバーの[ボタン]を選択し、画面上に貼り付けます。
A[ボタン]を貼り付けると、下の「マクロの登録」というダイアログが出てきますので、[昇順]を選択
して[OK]します。
B貼り付けたボタンの名前を「昇順」にします。これで昇順のボタンが完成です。
C同様に降順のボタンを作成します。新たにボタンを貼り付け、「マクロの登録」では[降順]を選択
し、ボタン名を「降順」にします。
これで、[昇順]ボタンを押すと売上金額の昇順にデータが並び、[降順]ボタンを押すと売上金額の
降順にデータが並ぶプログラムが出来上がりました。
参考:
これらで作成したプログラムの内容は、Visual Basicツールバーの[Visual Basic Editor]を選択し、
左上方の[プロジェクト]内の[標準モジュール]→[Module1]を開くと、確認することができます。
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