「StiLL」Excel情報163 関数--VLOOKUP関数をネストして特定Dataを取得する。
■顧客コードをキーにして、「Aクラス」一覧表から「顧客名」を取得しますが、無い時は「Bクラス」の一覧から「顧客名」を取得するようにします。それでも対応するデータが無い時は空白になるようにします。 ☆対応方法:二つの一覧表に範囲名を定義し、「Aクラス」のデータから「顧客名」を取得するVLOOKUP式を入力、さらにエラー発生時のISERROR式を追加。次に「Bクラス」から取得する式を、ISERROR式のエラー時の処理に書き込んで終了です。 ※ご注意ください。VLOOKUPやSAMIF関数のように検索値を使う関数は、元になるデータが大きかったりすると計算に時間がかかることがあります。
■「客先コード」をキーに「顧客名」をリストから取得するように関数を設定します。
  
※以上で終了です。「Aクラス」一覧表でヒットしなかった時は、エラーとして扱われ
  「Bクラス」の一覧表からデータを取得しようとします。それでもない時は、さらに
  エラーとして空白を表示する設定になります。
※さらに条件に応じて数式をネストしていけば、取得先の可変性に対応できます。
  いろいろな条件で検証してみてください。
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