「StiLL」Excel情報237  セル--セルの書式設定、ツールのオプション、関数
--セルに0を表示しない方法3種類 Excel2007版
■表を作成したとき、「0」を表示させたくないのに数式を設定したときに出てきてしまいます。今回はその邪魔な「0」を表示させない、3種類の方法をご紹介します。これらにの方法を駆使すると、よりあなたの意に沿った表を作り上げることができますよ。 ☆対応方法:「0」を表示させない方法は、「IF関数」を使用する、表示形式を「会計」にする、「ゼロ値のセルにゼロを表示する」を設定する、の3種類があります。状況にあわせ、これらの中から適切な方法を選んで使いましょう。 ※ご注意下さい。「ゼロ値のセルにゼロを表示する」を使う場合、設定したシート上のすべてのセルに適用されます。
今回は、バックナンバー012でご紹介した、
「セル--セルの書式設定、ツールのオプション、関数--セルに0を表示しない方法3種類」の、
Excel2007版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー012】 セル--セルの書式設定、ツールのオプション、関数--セルに0を表示しない方法3種類
1.「IF関数」を使用する
IF関数を使用することにより、「0」を表示をさせないようにする方法です。
特に関数(SUMなど)を使っているセルに「0」を表示させたくない場合に有効です。
@「0」を表示させたくないセルに、関数「=IF(参照元セル=0,"",参照元セル)」を入力します。
Aすると合計が「0」であっても「0」が表示されず、空白として表示されます。
※合計が「0」のとき、空白ではなく何か別の特別な表示をさせたい場合は、
上記数式の「""」部分を、希望する表記方法に変更します。
2.表示形式を「会計」にする
表示形式を変えることによって、「0」を「-」と表示させる方法です。
@「0」を表示させたくないセルを選択して右クリック [セルの書式設定] →[表示形式] を選択します。
A表示形式ダイアログの分類は [会計] 、記号は [なし] を選択します。
Bすると値が「0」のセルの表示が「-」となります。
3.「ゼロ値のセルにゼロを表示する」を設定する
下の表のうち、「0」の表示のみをすべて無くすようにします。
@[Officeボタン] →[Excel のオプション] →[詳細設定] 内の
[次のシートで作業するときの表示設定] にて、[ゼロ値のセルにゼロを表示する] のチェックを外します。
Aするとシート上の「0」のみ表示されません。
※注意
この方法は、シート上全ての
セルにおいて適用されます。よって、
必要箇所以外にも適用されますので、
設定にはくれぐれもご注意ください。
Copyright(C) アイエルアイ総合研究所 無断転載を禁じます