｢StiLL｣Excel情報259 フォーム--チェックボックス　Excel2007版

■前回ご紹介したオプションボタンは、複数の選択肢の中から一つ選択する場合に使うものでしたが、今回ご紹介するチェックボックスは、複数の選択肢の中から2つ以上の条件を選択する場合に使います。これらをうまく使い分けましょう。

☆対応方法：チェックボックスにそれぞれリンクするセルを設定します。チェックが入ると設定した[リンクするセル]の値が「TRUE」となり、チェックをはずすと値が「FALSE」になります。IF関数等を使い、セルの値を表示させると、分かりやすくなります。

※ご注意下さい。複数のチェックボックスを使用する場合、お互いの[リンクするセル]が異なるセルになるようにしてください。

今回は、バックナンバー029でご紹介した、「フォーム--チェックボックス」のExcel2007版をご紹介します。

※

Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。

■下図のように、複数の選択肢から当てはまるものを選択するボタンを作成します。

■チェックボックス

オプションのオンとオフを切り替えるボックスです。シートやグループで

同時に複数のチェックボックスをオンにすることができます。

※

オプションボタンを作成する為には [開発]タブがリボンに表示されている必要があります。

[開発]タブを表示する方法は下記のバックナンバーをご参照ください。

①[開発]タブ→[挿入] ボタン→[フォームコントロール] の一覧から [チェックボックス] を選び

シート上に貼り付けます。

②貼り付けたチェックボックス上で右クリック→[コントロールの書式設定]→[コントロール]タブ

を選択し、[リンクするセル] に任意のセルを選択します。

③同様にチェックボックスを必要な数だけシートに貼り付けていき、それぞれに値を「Excel」、「Word」

というように設定していきます。そして、それぞれのチェックボックスの [リンクするセル] に、任意の

セルを設定していきます。

（お互いのチェックボックスの [リンクするセル] が異なるセルになるようにしてください）

④シートに貼り付けたチェックボックスをクリックするとチェックが入り、さらにもう一回

同じチェックボックスをクリックするとチェックが外れます。

チェックが入ると設定した [リンクするセル] の値が「TRUE」となり、チェックをはずすと

値が「FALSE」になります。

下図のように、AND関数とIF関数等を使うと、MicrosoftOfficeの種類を表示させることができます。