「StiLL」Excel情報272  表示--ウインドウ枠の固定 Excel2007版
■ウィンドウ枠の固定を行うと、特定の行または列を表示したままでシートをスクロールできるようになります。画面表示をより見やすくできますよ。行見出しや列見出しを固定しても、印刷には影響しません。 ☆対応方法:ウィンドウ枠を固定したい箇所のセルを指定し、[表示]タブ→[ウィンドウ枠の固定]→[ウィンドウ枠の固定]を選択します。固定したウィンドウ枠を解除したい場合は、[表示]タブ→[ウィンドウ枠の固定]→[ウィンドウ枠固定の解除]を選択します。 ※ご参考までに。Excel2007では、[先頭行の固定]と[先頭列の固定]という機能が追加されました。現在選択しているセルの場所に関係なく、表示されている一番上の行または列を固定します。
今回は、バックナンバー035でご紹介した 「ウインドウ--ウインドウ枠の固定」
Excel2007版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー035】 ウインドウ--ウインドウ枠の固定
■[ウィンドウ枠の固定]は、作業中のシートの行、列、またはその両方を固定する機能です。
[ウィンドウ枠の固定] を使うと、シートをスクロールしている間も、行見出しや列見出しが
常に表示されるように設定できます。
ウィンドウ枠を固定すると、固定された
部分の境界に黒い線が出ます。
この線を非表示にすることはできませんが、
印刷には影響しません。
(上図では、セルB2の上部と左部を固定しています)
■下図のようなメニュー画面にて、画面を固定する(上下左右にスクロール
できないようにする)設定を行います。
@[表示]タブ→[ズーム]を選択し、画面の表示倍率を低くします。
(画面右下のズーム スライダを利用して表示倍率を変えることもできます)
Aウィンドウ枠を固定したい箇所のセル(この例ではセルO30)を選択し、
[表示]タブ→[ウィンドウ枠の固定]→[ウィンドウ枠の固定] を選択します。
B表示倍率を元に戻します。これで完成です。
メニュー画面だけが表示されるように画面を固定することができました。
固定したウィンドウ枠を解除したい場合は、
[表示]タブ→[ウィンドウ枠の固定]→[ウィンドウ枠固定の解除] を選択します。
参考:
Excel2007では、[先頭行の固定] と [先頭列の固定] という機能が追加されました。
[先頭行の固定] を押すと、現在選択しているセルの場所に関係なく、表示されている一番上の行を
[先頭列の固定] を押すと、現在選択しているセルの場所に関係なく、表示されている一番左の列を
固定します。
これらのボタンでは、1行目やA列が固定される訳ではなく、例えば下図のようにシートが表示
されている場合、[先頭行の固定] をクリックすると、7行目が固定されます。
(1〜6行目にスクロールすることはできません。)
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