「StiLL」Excel情報286  CSVファイルのデータ取り込み Excel2007版
■CSV形式で保存されているデータの内容をExcelにインポートする方法のご紹介です。前回のメールに続いて、外部データを取り込む方法の第2弾となります。テキストファイルのデータをExcelで処理することができます。 ☆対応方法:[データ]タブ→[外部データの取り込み]→[テキストファイル]をクリックし、取り込みたいファイルを選びます。「テキストファイルウィザード」に沿って、データ取得の形式や取得先セルなどを指定します。 ※ご注意下さい。CSVデータを取得する場合、カンマ区切り となるので区切り文字は「カンマ」を選択すれば良いのですが、他の形式のデータを取得する場合、区切り文字の選択を間違えるとうまく表示されません。
今回は、バックナンバー050でご紹介した CSVデータのデータの取り込み」 の
Excel2007版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー050】 CSVデータのデータの取り込み
■CSV形式のデータを取り込む
@[データ]タブ→[外部データの取り込み]→[テキストファイル] を選択します。
AExcel2007以降では、[ファイルの種類] にはあらかじめ主なテキストファイルの種類が選ばれ、
簡単に選択できるようになりました。
(開きたいファイルが表示されない場合は [ファイルの種類] で [すべてのファイル] を選びます)
取り込みたいCSV形式のデータを選択して [インポート] をクリックします。
B「テキストファイルウィザード−1/3」にて、元のデータの形式を選択します。
タブやカンマなどで区切るのか、それとも文字の長さで区切るのか選択します。
また、元データの何行目からのデータを取り込むかを指定します。
C「テキストファイルウィザード−2/3」では、Bにて区切り文字を選択した場合は、その区切り文字の種類を
選択し、Bにて文字の長さを選択した場合は、フィールドの幅などを指定します。
(下図ではカンマ区切りを選択しています)
D「テキストファイルウィザード−3/3」では、それぞれの列のデータ形式等を設定します。
(下図では、文字列で取り出したい列を選択し、[文字列] を選択しています)
E「データのインポート」にて、データの取り出し先を設定します。
例えば [既存ワークシート] の「Sheet1!A1」と指定します。
[新規ワークシート] を選択すると、新規のシートが作成され、そこにデータが取り出されます。
参考:「データのインポート」画面の [プロパティ] にて、取り込むデータをより細かく設定することができます。
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