「StiLL」Excel情報306 Excel基本--データのリンクの構造
■Excelでは、任意のセルへリンクするだけでなく、オブジェクトに任意のセルへリンクさせたり、指定した範囲をカメラ機能によってリンクさせることができます。また、外部データとのリンクやハイパーリンクにて外部のファイルなどともリンクできます。 ☆対応方法:これらの機能の詳細、そして設定方法は、当メールサービスのバックナンバーを参照下さい。 ※ご注意下さい。外部データを取得する場合、この取得データのデータ元への書き込みはできません。
今回は、バックナンバー072でご紹介した Excel基本--データのリンクの構造
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー072】 Excel基本--データのリンクの構造
Excel2007では本作成方法と同等です。
■セルのリンク
@セルへのリンク
セルの値を他のセルにリンクさせる場合は、「=セル番地」を使います。
例えば、下図のように、セルB3の値をセルD3にリンクさせたい場合は、セルD3は「=B3」と
します。
他のシートにリンクさせる場合は、「シート名!セル番地」とすることでシート間のリンクができます。
リンクしているセルのリンク自体を他のセルにコピーしたい場合は、[リンク貼り付け]の機能を
使います。やり方は当メールサービスのバックナンバー232を参照下さい。
また、セルのリンクには「絶対参照」、「相対参照」、そして「複合参照」の3種類があります。
(これらの詳細については、当メールサービスのバックナンバー246を参照下さい)
なお、リンク元セルが空白の場合 リンク先セルには「0」が表示されます。
リンク元が空白の場合でも「=セル番地&""」を使うと「0」は表示されません。
Aオブジェクトのリンク
テキストボックスなどのオブジェクトへもセルの値をリンクさせることができます。
やり方は当メールサービスのバックナンバー232を参照下さい。
ワードアートの場合もオブジェクトのリンクと同じ方法でセルの値をリンクさせることができます。
なお、「MS Excel 5.0ダイアログ」や「UserForm」に貼り付けたボタンも、テキストボックスと
同様に、セルの値とリンクさせることができます。
■カメラ機能
カメラ機能を使うと、指定した範囲が「図」として表示され、データの更新も反映されます。
(この機能の詳細については、当メールサービスのバックナンバー289を参照下さい)
■外部データとのリンク
外部データを取り込みこむことができます。
(設定方法については、当メールサービスのバックナンバー285を参照下さい)
注意:
このデータの元データを更新することはできません。
■ハイパーリンク
他のファイルやWEB等とのリンクには、ハイパーリンクを使います。
(設定方法については、当メールサービスのバックナンバー240を参照下さい)
バックナンバーは下記よりご参照ください。
http://www.still.co.jp/excel/ems.html
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