「StiLL」Excel情報313  編集--検索
■シート内の値を検索する場合、ホームの検索機能を使用します。選択シート内にて、検索したい文字列を指定するもので、この機能を使うことで、指定する値の検索が瞬時にできると同時に、見落としがなくなりますよ。 ☆対応方法:リボンメニューの[ホーム]→[検索と選択]→[検索]を選択し、<検索する文字列>に検索したい文字を入力し、[次を検索]していきます。検索のオプションでは、検索方向や対象といったものがあります。 ※参考までに。指定範囲のみを検索する場合は、検索範囲のセルを選択後に検索ダイアログを表示し、検索をします。また、複数のシートにわたって検索をしたい場合は、[Ctrl]キー等を使用して検索したいシートを選択して行ないます。
今回は、バックナンバー078でご紹介した 編集--検索
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー078】 編集--検索
Excel2007では本作成方法と同等です。
■検索機能
シート内の値を検索します。リボンメニューの[ホーム]→[検索と選択]→[検索]を選択します。
<検索する文字列>に検索したい文字を入力し、[次を検索]していきます。
■検索範囲
検索は、選択されているセル(アクティブセル)を開始位置とし、シート内を検索します。
参考@:
検索範囲を指定する場合は、検索範囲のセルを選択後に上のダイアログを表示し、
検索をします。
参考A:
複数のシートにわたって検索をしたい場合は、[Ctrl]キー等を使用して検索したいシートを
選択して検索をします。
<検索する文字列>に検索したい文字を入力し、[すべて検索]すると
現在のシートで一致するすべてのセルが表示されます。
<オプション>を押すと非表示になっていた検索オプションが設定できます。
■検索場所
シートもしくはブックかを選択します。シートの場合は現在のシートのみ、
ブックの場合は現在のブックのすべてのシートの検索をします。
■検索方向
行もしくは列かを選択します。行の場合は横方向へ、列の場合は縦方向へと検索をして
いきます。
■対象
数式、値、コメントのいづれかを選択します。
数式は数式(計算式)を、値は文字列や数値を、そしてコメントは、シート内のコメントを
検索します。
(コメント機能の詳細につきましては当メールサービスのバックナンバー241を参照下さい)
他に、セルの書式や、大文字/小文字の区別や、半角/全角の区別、
そして完全に同一なセルだけ等の検索を設定できます。
なお、置換機能につきましては、次回の当メールサービスにてご紹介します。
バックナンバーは下記よりご参照ください。
http://www.still.co.jp/excel/ems.html
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