「StiLL」Excel情報320  ショートカット--「Ctrl」と「Shift」キー
■今回ご紹介するのは、「Ctrl」キーや「Shift」キーを使い、Excelをより効率的に使用する方法です。複数セルへ一度に同じ値を入力する方法、連続しない複数セルを選択する方法、最終行/最終列へのジャンプ方法をぜひお使いください。 ☆対応方法:複数セルの選択には、「Shift」キーを押したまま矢印キーを押します。その複数セルに同じ値を一度に入力するには、値を入力して「Ctrl」キーを押したまま「Enter」を押します。「Ctrl」キーを押したまま連続しないセルの選択ができます。 ※ご注意下さい。「Ctrl」+「↓(→)」は、連続するデータの最終行列へジャンプする方法です。データが途切れている場合は、当然そこまでしかジャンプしません。
今回は、バックナンバー085でご紹介した ショートカット--「Ctrl」と「Shift」キー
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー085】 ショートカット--「Ctrl」と「Shift」キー
Excel2007では本作成方法と同等です。
■複数のセルへ一度に同じ値を入力
選択した範囲へ、同じ値を一度に入力する方法です。
@範囲を選択します。
Aアクティブ(選択されている)セルへ値を入力します。(この例では「10」とします)
BCtrl」キーを押したまま「Enter」キーを押します。
■連続しないセルを複数選択する
連続する複数のセルを選択するには、マウスでドラッグまたは「Shift」キーを押したまま
矢印キーを押します。では、連続しない複数のセルを選択するには、「Ctrl」キーを押した
ままマウスで選択していきます。
複数のセルを選択 「Ctrl」キーを押したまま更に別の範囲も選択
■最終行/最終列へジャンプ
下図のような表にて、マウスで垂直スクロールバーを動かすことで最終行へ表を動かすことが
できますが、キーボードで連続するデータの最終行へ一度にジャンプすることができます。
最終行へジャンプするには、「Ctrl」キーを押したまま「」(下向き矢印)キーを押します。
同様に、最終列へジャンプするには「Ctrl」キーを押したまま「」(右向き矢印)キーを押します。
注意:
この方法は、連続するデータの最終行列へジャンプする方法です。データが途切れている
場合は、当然そこまでしかジャンプしません。
また、あくまでもアクティブセルと同列(行)の最終行(列)となります。
なお、アクティブセルが連続データの最終行(列)の状態で、更に「Ctrl」+「)」を押すと、
Excelの最終行(列)へジャンプします。
ちなみに、Excelのバージョン2007以降では、最終行は1,048,576行目、最終列はXFD(16,384)列目と
なります。
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