｢StiLL｣Excel情報326 印刷--改ページ

■改ページプレビューは、シートを印刷されたときの状態で表示する、編集用の表示です。改ページ位置を左、右、上、または下にドラッグして移動でき、自動的にシートが拡大及び縮小され、行と列がページにあわせられます。

☆対応方法：リボンメニューの[表示]→[改ページプレビュー]を選択すると、改ページで表示されます。改ページプレビューでは、改ページの移動や強制、そして印刷順序と印刷領域の調整といったことができます。

※参考までに。標準の表示にて、印刷範囲は破線で表示されます。この破線は、[ファイル]→[オプション]→[詳細設定]の[改ページを表示する]のチェックをはずすことで、消すことができます。

今回は、バックナンバー094でご紹介した印刷--改ページ

の Excel2010版をご紹介します。

※

Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。

Excel2007では本作成方法と同等です。

■改ページプレビューとは

シートを印刷されたときの状態で表示する、編集用の表示です。改ページプレビューでは、

改ページ位置を左、右、上、または下にドラッグして移動できます。自動的にシートが拡大

及び縮小され、行と列がページにあわせられます。

リボンメニューの[表示]→[改ページプレビュー]を選択すると改ページで表示されます。

（標準の表示に戻すにはリボンメニューの[表示]→[標準]を選択します）

改ページのプレビューには、シートでの改ページの位置と、印刷されるシートの領域が示され

ます。ユーザーが設定した改ページは青い実線で示され、Excelによる自動改ページは青い

破線で示されます。

■改ページの移動

1行以上を現在のページに収めるには、改ページを移動する方法を使います。これにより、

改ページのプレビューでは、データがページに収まるように自動的に縮小されます。ページを

再びプレビューして、フォントサイズが小さすぎないかどうかを確認することもできます。

■改ページの強制

特定の位置でページを終了して、新しいページを始めるには、新しい改ページを設定すること

ができます。

（右クリックメニューの中の[改ページの挿入]、もしくはリボンメニューの

[ページレイアウト]-[改ページ]-[改ページの挿入]を行います。）

■印刷順序と印刷領域

シートの各ページの印刷順序を確認し、改ページを移動させることによって、印刷するデータの

位置を調整することもできます。シートの異なる領域を印刷するには、改ページのプレビュー

を使って、印刷したい範囲を選択し[印刷範囲に追加]を行います。

（右クリックメニューの中の[印刷範囲に追加]、もしくはリボンメニューの

[ページレイアウト]-[印刷範囲]-[印刷範囲に追加]を行います。

　※事前に[印刷範囲の設定]が行われていないと表示されません。）

■改ページの表示

標準の表示にて、印刷範囲は破線で表示されます。

この破線を表示させたくない場合は、リボンメニューの[ファイル]→[オプション]→[詳細設定]にある

[改ページを表示する]のチェックをはずします。