｢StiLL｣Excel情報328 データ--フィルタオプションに設定する検索条件の例

■当メールサービスの271にて、Excelのフィルタの機能のご紹介をしました。今回はそのフィルタの機能にて、条件が「空白」もしくは「空白以外」のデータを抽出する方法のご紹介です。

☆対応方法：空白のデータを抽出する場合は、抽出条件の設定を「=」とします。逆に、空白以外データを抽出するには、抽出条件を「<>」とします。

※参考までに。抽出条件の設定方法は、当メールサービスの034にもご紹介しましたが、抽出条件が「または」（OR）のときは縦並び、「かつ」（AND）のときは横並びに、検索条件範囲を設定します。

今回は、バックナンバー095でご紹介したデータ--フィルタオプションに設定する検索条件の例

の Excel2010版をご紹介します。

※

Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。

Excel2007では本作成方法と同等です。

■抽出条件の設定（復習）

Excelのフィルタの機能は、当メールサービスの271にてご紹介しました。

抽出条件が「または」（OR）のときは縦並び、「かつ」（AND）のときは横並びに、検索条件

範囲を設定します。

［担当者名］が「坂田由利」または

［得意先名］が「酒蔵でん」かつ［担当者名］が

「池山剛司」のデータを抽出

「小田勝也」かつ［都道府県］が「徳島県」

のデータを抽出

■空白データを抽出する

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このデータの、［メーカー名］が「空白」のデータを抽出する方法です。

空白のデータのみを抽出するには、検索条件範囲を「＝」とします。

<検索条件範囲>

<抽出結果>

［メーカー名］が空白のデータが抽出されました。

■空白以外のデータを抽出する

今度は逆に、空白以外のデータを抽出する方法です。

この場合は、検索条件範囲を「<>」とすることで、空白以外のデータが抽出されます。

<検索条件範囲>

<抽出結果>

バックナンバーは下記よりご参照ください。