「StiLL」Excel情報329 表示--ステータスバー
■今回は、Excelの一番下にあるステータスバーについてご紹介します。ステータスバーは、作業中の状況や計算結果といったものが表示され、一目で確認できる優れた機能なんですよ。 ☆対応方法:ステータスバーの左側には、作業状態が表示されます。何も作業をしていないときは「コマンド」と表示され、何かデータを入力しているときは「入力」と表示されます。右側にはオートカルク機能があり、選択範囲の合計などが表示されます。 ※ご注意下さい。表示/非表示の制御は、Excel2007から、メニューやオプションでの変更できなくなりました。また、Excel2007から同時に複数の計算方法を指定することができます。
今回は、バックナンバー096でご紹介した 表示--ステータスバー
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー096】 表示--ステータスバー
Excel2007では本作成方法と同等です。
■ステータスバーとは?
画面のした方にあるバーで、選択したコマンドや実行中の操作に関する情報が表示される
バーのことです。
表示/非表示の制御は、Excel2007から、メニューやオプションでの変更できなくなりました。
■作業状態の表示
ステータスバーの左側では、作業状態が表示されます。通常、何も作業をしていないときは
「コマンド」と表示されいます。
何かデータを入力しているときは「入力」と、編集作業中や数式を入力しているときは「編集」
となり、テキストボックスを挿入時は「マウスボタンを押しながらドラッグし、テキストボックスを
挿入します。」となります。
<入力時> <テキストボックス挿入時>
■オートカルク機能
セル範囲の合計値を表示する場合は、Excelのオートカルク機能を使います。
セル範囲を選択すると、ステータスバーに選択したセル範囲の合計が表示されます。
オートカルク機能では、合計だけでなくその他の種類の計算も行われます。
ステータス バーを右クリックすると、計算方法を選択できるメニューが表示されます。
選択したセル範囲の平均、データの個数、数値の個数、最大値、最小値を表示することができ
ます。
[データの個数]を選択すると、値が
入力されているセルの数がカウント
されます。
[数値の個数]を選択すると、数値が
入っているセルの数がカウントされ
ます。
※Excel2007から同時に複数の計算方法を指定することができます。
■ステータスバー上の操作のショートカット
マクロの記録、表示選択ショートカット、ズーム、ズームスライダーといった操作を
ステータスバー上に表示させ、操作することができます。
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