「StiLL」Excel情報330  書式--立体的に見せる
■今回は立体的に見せるということで、オブジェクトに影をつけたり3-Dで表示する方法のご紹介です。さらには、セルに色を塗り、線を引くだけでそのセルが立体的になる方法もご紹介します。 ☆対応方法:オブジェクトは、描画ツール[書式]の「図形の効果」を使うことで、立体的に表示することができます。また、セルを立体的に見せるには、色を塗ったセルの上線と左線を白に、下線と右線を濃い色を使うことでできます。 ※ご注意下さい。Excel2007以降ではオブジェクトに影と3-D効果を同時に設定することができます。Excel2003以前では同時に設定することはできません。
今回は、バックナンバー097でご紹介した 書式--立体的に見せる
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー097】 書式--立体的に見せる
Excel2007では本作成方法と同等です。
■セルを立体的に見せる
セルに色を塗り、線を引くだけで、下図のようにセルを凸型に見せることができます。
上図のようにタイトルにしたり、何か注意書きといったものに有効です。
また、線の色を逆に設定しますと凹型に見えます。
■オブジェクトに影をつける
オブジェクトに影をつけ、立体的にしましょう。
まず、画面上に[挿入]→[図形]→[基本図形]→[スマイル]を貼り付けます。
貼り付けたオブジェクトが選択状態のままで、描画ツール[書式]の「図形の効果」の[影]で
影のスタイルを設定を行います。
参考:
線やコネクタに対しても、影をつけることができます。
■3-D効果の設定
多くのオブジェクトは、3-D効果の設定をすることができます。
今度は、画面上に[星とリボン]→[星5]を貼り付けます。
貼り付けたオブジェクトが選択状態のままで、描画ツール[書式]の「図形の効果」の[3-D回転]で
3-D効果の設定を行います。
■その他の図形の効果
オブジェクトにはその他にも、反射・光彩・ぼかし・面取りといった効果をつけることができます。
注意:
Excel2007以降ではオブジェクトに影と3-D効果を同時に設定することができます。
Excel2003以前ではオブジェクトに影と3-D効果を同時に設定することはできません。
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