｢StiLL｣Excel情報345 関数--CONCATENATE関数

■例えば社員データにて、「氏」と「名」が別々になっており、これらを「氏名」として別のセルに表示したいということはありませんか？このように、複数のセルにある文字列を結合する方法のご紹介です。

☆対応方法：CONCATENATE関数は、引数に結合する文字列を指定します。なお、空白を表示するには、「"（ダブルクォーテーション）」をスペースでくくったものを引数とします。また、「&」を使うことでも複数のセルにある文字列を結合することができます。

※ご注意下さい。CONCATENATE関数は、引数は最大30個まで指定できます。

今回は、バックナンバー105でご紹介した関数--CONCATENATE関数

の Excel2010版をご紹介します。

※

Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。

Excel2007では本作成方法と同等です。

■複数の文字列を結合

複数のセルにある文字列を結合する場合、CONCATENATE関数を使います。

注意：

引数は最大30個まで指定できます。

例えば、下図のような社員名簿があるとします。

この表にて、「氏」と「名」を一緒にした「氏名」を別のセルに表示します。

例えば、「森下偉久馬」とセルH2に表示するには、下図のようにします。

参考：

氏と名の間にスペースを入れる場合は、氏と名の間に、「"（ダブルクォーテーション）」を

スペースでくくったものを引数とします。

■「＆」を使う

CONCATENATE関数と同様に「＆」を使うことでも、複数のセルにある文字列を結合する

ことができます。

「＆」を使う場合は、結合する文字を「＆」でつなぐ形になります。