「StiLL」Excel情報346  関数--SUMPRODUCT関数
■今回ご紹介するSUMPRODUCT関数は、配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返す関数です。 ☆対応方法:例えば、商品の単価と数量、そして割引(%)がある表にて、それぞれの積を求め、さらにその積の和を求めるといった2段階の計算をしなくても、SUMPRODUCT関数なら1回で計算できます。 ※ご注意下さい。配列は、行数と列数が等しい配列である必要があります。
今回は、バックナンバー106でご紹介した --SUMPRODUCT関数
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー106】 関数--SUMPRODUCT関数
Excel2007では本作成方法と同等です。
■SUMPRODUCT関数とは
配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返す関数です。
■割引後の合計金額を求める
例えば下図のような表があります。
それぞれの商品は、[単価]×[数量]×([割引]÷100) で計算できます。
各商品ごとに掛け算をし、SUM関数を使って計を求めるという、2段階に分けて計算する
ことでもできますが、SUMPRODUCT関数を使えば、1度に計算できます。
つまりSUMPRODUCT関数にて、各商品の合計金額の和が一度に求められます。
注意:
配列は2個〜255個まで指定することができます。
今回の例は、引数となる配列が等しい行数の配列である必要があります。
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