「StiLL」Excel情報365  テンプレート--検索と集計のテンプレート
■今回は、2種類のテンプレートをご紹介します。一つ目は、社員名を一覧より選択すると、その社員名に一致した社員データが表示されるテンプレートです。二つ目は、部署を一覧から選択すると、その部署の売上を集計するテンプレートです。 ☆対応方法:「社員データ検索テンプレート」は[検索フォーム]シートに、「売上データ集計テンプレート」は[集計フォーム]シートにあります。前々回と前回紹介したバックナンバー「363」、「364」の内容を組み合わせて元となるデータを取り込みます。 ※ご注意ください。取り込むデータは、あらかじめデータベースソフトで作成する必要があります。 
今回は、バックナンバー127でご紹介した  テンプレート--検索と集計のテンプレート
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー127】 テンプレート--検索と集計のテンプレート
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■社員データ検索テンプレート
[検索フォーム]シートは、社員名を選択すると
その人の個人データが表示されるテンプレートとなっています。
●Point:
@検索条件に合わせて作成したデータベースのデータを、 [外部データの取り込み]機能
   で取り込みます。
A社員名を一覧から選択するには[入力規則]を使います。
   [入力規則]については以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー275】 セル--入力規則第一弾 リストからの入力 Excel2007版
   ここでは、[検索データ]シートのセルA2:A11に「社員名」と定義し、
   [入力規則]の元となるデータにします。
   Excel2010以降では、入力規則のリストに他のシートのセルを
    名前の定義なしで指定可能になりました。)
B「IF」関数と「ISERROR」関数を組み合わせることで、社員データの各項目のエラー表示を
   回避できます。以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー163】 関数--VLOOKUP関数をネストして特定Dataを取得する。
■売上データ集計テンプレート
[集計フォーム]シートは、部署を一覧から選択して、[集計データ]シートのデータの部署別の
売上を集計するテンプレートとなっています。
●Point:
@集計条件に合わせて作成したデータベースのデータを、 [外部データの取り込み]機能
   で取り込みます。
A別シート(ここでは[ワーク]シート)に選択項目の一覧を表示して、
   その範囲に名前の定義をします。
   そして、部署を[入力規則]の機能を使い、一覧より選択できるように設定します。
Copyright(C) アイエルアイ総合研究所 無断転載を禁じます