「StiLL」Excel情報367  挿入--結合セルを含む名前の定義
■例えば見積書を作成する際、入力項目を毎回選択し、削除して新たに作成するというのは手間がかかりますよね。このような時には、入力セルの範囲に定義名を付けておくことで、名前を選択するだけで入力項目を一括選択できるので、手間が省けます。 ☆対応方法:「Ctrl」キーを押しながらセル範囲を選択します。範囲選択後、[名前ボックス]で定義名をつけます(つけ方にご注意ください)。これで、定義名からセル範囲を一括選択でき、データを削除する際、毎回入力項目を選択する手間が省けます。  ※ご注意ください。定義名から一括選択してデータを削除する際、結合セルが含まれているとエラーメッセージが表示される場合があります。その際、結合セルの参照先を修正する必要があります。
今回は、バックナンバー129でご紹介した 挿入--結合セルを含む名前の定義
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー129】 挿入--結合セルを含む名前の定義
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■名前の定義で複数範囲のデータを一括削除
セル範囲に名前を定義しておけば、定義名からセル範囲の一括選択ができ、データの
一括削除も簡単に行えます。
例えば、下図の見積書を続けて作成する際、入力を繰り返し行うセルのデータを
一つずつ選択して削除するのは手間がかかります。
セル範囲に名前を定義しておけば、定義名を選択するだけで複数範囲を一括選択でき、
複数範囲のデータの一括削除も簡単に行えます。
データの入力を繰り返し行うセル範囲には名前の定義をします。
「Ctrl」キーを押しながら名前を定義するセル範囲を選択します。
そして、名前ボックスに定義名を入力します。
※名前ボックスは[数式バー]の左側に表示されます。
これで、名前ボックスより定義名を選択すると、入力範囲を一括選択でき、
データを一括削除することができます。
■結合セルを含む名前の定義
上記のように定義名からセル範囲を一括選択してデータの一括削除を行う際、
下図のように定義名の「参照範囲」に結合セルが含まれていると、エラーメッセージ
が表示されることがあります。
結合セルを選択すると、名前ボックスには一つのセル範囲しか表示されません。
定義名の「参照範囲」に結合セルが含まれている場合、結合セルのセル範囲が
どこからどこまでになっているのか修正する必要があります。
リボン→[数式]タブ→[定義された名前]グループ→[名前の管理]から
「名前の管理」ダイアログボックスを開きます。
「参照範囲」をシート上にコピーしてシート上で修正後、修正したものをコピーして
「参照範囲」に貼り付けます。
※名前の管理ダイアログボックス上で「参照範囲」を修正することもできます。
    しかし、キーボードの矢印が左右に移動しないため修正ミスを起こしやすいので、
   上記のようにシート上で修正することをお勧めします。
これで、定義名より入力範囲を一括選択して、データを一括削除しても
エラーメッセージは表示されません。
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