「StiLL」Excel情報371 編集-- 表示画面と印刷画面を使い分けるテクニック
■画面で見たときは見やすかったのだけど、いざその画面を印刷すると分かりづらい、そんな経験はありませんか?今回は、表示されている画面、そして印刷されたもの両方が見やすく使いやすくするテクニックのご紹介です。 ☆対応方法:表示画面では、オブジェクトをうまく活用することで、画面にメリハリがつき、より分かりやすく使いやすい画面にすることができます。また印刷画面は、オブジェクトに隠れたセルを活用し、表示させます。 ※ご注意ください。オブジェクトのプロパティにて、印刷をしない設定をしておく必要があります。
今回は、バックナンバー133でご紹介した 編集-- 表示画面と印刷画面を使い分けるテクニック
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー133】 編集-- 表示画面と印刷画面を使い分けるテクニック
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■表示画面にはフォームやオブジェクトを活用する
フォームやオブジェクトを活用することで、例えば以下のような画面を作ることができます。
■オブジェクトの裏を活用する
上図のように、使用する画面を分かりやすくすることができますが、いざ印刷をすると、
印刷画面が見づらくなってしまうことがあります。
印刷プレビュー
そこで、以下のような設定をすることで、印刷画面が分かりやすくなります。
@オブジェクトは印刷しない
それぞれのオブジェクトのプロパティにて、印刷をしない設定にしておきます。
Aオブジェクトの裏に結果を表示する
オブジェクトの裏にあたるセルを活用し、選択結果を表示させるようにします。
選択の結果が表示されるようにしておきます。
これを印刷すると・・・
印刷プレビュー
普段はオブジェクトに隠れていたセルがそのまま表示され、印刷されます。
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