「StiLL」Excel情報373  データ--入力規則--15分単位の入力チェック
■Excelの入力規則機能は、過去にも何度かご紹介してきました。今回はこの入力規則機能を使い、時間の入力を15分単位でしか入力できないように設定する方法をご紹介します。 ☆対応方法:Excelの入力規則機能に数式を設定することで、15分単位の時間の入力ができます。ポイントは、MOD関数を使った式を設定することです。 ※参考までに。セルの書式を設定することで、24時間以上の時間を正しく表示することができます。
今回は、バックナンバー135でご紹介した データ--入力規則--15分単位の入力チェック
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー135】 データ--入力規則--15分単位の入力チェック
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
Excelの入力規則機能は、過去にも何度かご紹介してきました。
今回はこの入力規則機能を使い、時間の入力を15分単位でしか入力できないように
設定する方法をご紹介します。
■時間を15分単位で入力
例えば、下図のような表があったときに、「時間の入力は15分単位」というルールをが
あったとします。その場合、入力規則の機能を使うことで解決できます。
■数式の作成
時間をシリアル値にしてMOD関数を活用して計算すれば、15分単位の計算は簡単にできます。
※・・・シリアル値については当メールサービスのバックナンバー239を参照ください。
バックナンバー「239」はこちら
※・・・MOD関数は、割り算のあまりを返す関数です。
例えば、セルC5にこの設定をする場合は、以下のような数式を入力します。
そして[エラーメッセージ]や[日本語入力]の設定の設定を行います。
<エラーメッセージ>     <日本語入力>
これで、15分単位の入力の設定ができました。
参考:
もし時間が24時間を超える場合、26時だったら2時、28時だったら4時と勝手に変わって
しまいます。これは、[セルの書式設定]の<分類>を「ユーザー定義」にし、<種類>を「[h]:mm」と
することで制御できます。
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