「StiLL」Excel情報383 関数--IF関数の代替数式で値取得
■IF関数の条件部分(論理式)に対応する数式を、イコール(=)でTRUEかFALSEに置き換えて、求める値を取得できます。IF関数を使わないのでネストの条件もクリアできます。 ☆対応方法:指定セルの内容がリストの内容と同じか同じでないかを判断して、TRUE「1」かFALSE「0」かを指定の数に掛けて求める数値を算出します。 ※ご注意ください。あくまでも、数値の「1」か「0」で乗算しての結果を取得しますので、計算で求めるようなもの以外には対応できません。
今回は、バックナンバー158でご紹介した 関数--IF関数の代替数式で値取得。
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー158】 関数--IF関数の代替数式で値取得。
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■IF関数の代わりに「(」と「=」で条件分岐させます。
  
■リストを選択して確定すると、条件が合致したものは「1」と判別され
  乗算されますので、実数がでます。合致しないものは「0」と判断され乗算値は「0」で
  合計されません。
※上記計算式を通常のIF関数に置き換えると下記のようになります。
 関数利用の時のネストは64個(Excel2003以前では7個)までです。
 上記式利用時はIF関数ネストの制限はありません。
※TRUEとFALSEを「1」と「0」と考えればより利用範囲は広がります。
 いろいろと試してみてください。
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