「StiLL」Excel情報390 入力規則--参照範囲に定義名を使えます。
■最初の選択「支社選択」の内容によって、次の選択「社員選択」のリストを変えたいことがあります。定義名の「参照範囲」に別の定義名を利用することができますので条件に応じて「参照範囲」の定義名を変更する方法をご紹介します。 ☆対応方法:社員選択に使用する定義名(社員マスタ)の「参照範囲」には、IF関数を使い選択された支社によって異なる定義名に変わるように設定します。 ※ご注意ください。「参照範囲」に入力する数式の参照先を絶対参照で指定してください。相対参照にすると、名前を定義した時の相対位置で参照先が定義されるので他のセルで流用できなくなります。
今回は、バックナンバー169でご紹介した入力規則--参照範囲に定義名を使えます。
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー169】入力規則--参照範囲に定義名を使えます。
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■支社選択の内容で社員選択のプルダウンの内容を変更できるようにします。
※関西/関東社員マスタに定義名を付けます。
※支社選択に入力規則から
 リスト設定します。
※社員選択で使用する定義名を準備します。
 (ここで参照範囲に定義名入りの数式を入力します。)
※今設定した定義名をリストにセットして終了です。
※支社による選択変更ができます。
Copyright(C) アイエルアイ総合研究所 無断転載を禁じます