「StiLL」Excel情報401 オブジェクト--余白を指定
■オブジェクトに文字を入れた時、文字周りの余白を狭くしたり広くしたいと思ったことはありませんか?スペースを入れたりフォントサイズを変えることで対応することもできますが、今回は余白を設定する方法をご紹介します。 ☆対応方法:対象のオブジェクトを選択した状態で右クリックし、[○○の書式設定]→[テキストボックス]→[内部の余白]の上下左右の余白サイズを調整します。 ※ご注意ください。「テキストの編集」がされていないオブジェクトでは「余白」の設定はできません。「フォームコントロール」の『ボタン』も余白は設定できますが、『チェックボックス』や『オプションボタン』などは余白の設定はできません。
今回は、バックナンバー187でご紹介した オブジェクト--余白を指定
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー187】 オブジェクト--余白を指定
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■余白の設定
1. 文字を入れたいオブジェクトを右クリックし、『テキストの編集(X)』をクリックします。
2. テキスト(文字)を書き込みます。
 「テキストの追加」をしました。どこまで表示されているでしょうか?
 と入力しました。
3. 選択状態を解除すると、途中から見えなくなっていることが分かります。
今回は、余白をなくして文字を最後まで見せるようにしたいと思います。
4. オブジェクトを右クリックし、『図形の書式設定(O)...』(図形の場合)をクリックします。
5. 「テキストボックス」を選択し、「内部の余白」の中の、左・右・上・下 に「0」を入れます。
デフォルト値は 左 0.25 0.13
右 0.25 0.13 です。
『か?』まで見えるようになりました。
ご参考までに          
今回は余白をなくしましたが、逆に余白をつけて  
さまざまな表現をすることももちろん可能です。  
余白と横位置・縦位置をうまく組み合わせるのもよいでしょう。  
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