「StiLL」Excel情報409 オブジェクト--セルの枠線に合わせて移動・サイズ変更
■オブジェクト(図形)をセルの枠線に合わせて移動したり、サイズを変更する方法をご紹介します。 ☆対応方法:セルの枠線に位置を合わせたい場合は、キーボードの [Alt] を押しながらオブジェクトをドラッグします。同様に、セルの枠線に合わせてオブジェクトのサイズを変更したい場合も、キーボードの [Alt] を押しながらサイズを調整します。 ※ご参考までに。セルの幅や高さを変更しても、オブジェクトのサイズを変更したくない場合は、オブジェクトを右クリックして、「図形の書式設定」→「プロパティ」内の設定をして下さい。
今回は、バックナンバー206でご紹介した オブジェクト--セルに合わせて移動・サイズ変更
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー206】 オブジェクト--セルに合わせて移動・サイズ変更
    Excel2007、2013でも操作方法は同等です
■[Alt] キーを利用したオブジェクトの移動
左のオブジェクトを、セルの枠線に合わせた位置に移動します。
1. キーボードの [Alt] キーを押しながら、合わせたいセルの枠線まで
オブジェクトをドラッグします。
2. 図形がセルの枠線に合わせて移動されます。
オブジェクトを常にセルの枠線に合わせて作成 ・移動したい場合
1. オブジェクトをクリックして選択状態にします。
2. リボンの「図ツール」
→「書式」タブを選択します。
3. 「配置」グループ→「配置」→「枠線に
合わせる(グリッドに合わせる)」
をクリックします。
[Alt] キーを押さなくても、オブジェクト
がセルの枠線に合わせて自動的に
配置されます。
セルの枠線に合わせない様にオブジェクトを
配置したい場合は、再度「枠線に合わせる(グリッドに合わせる)」
を選択して、設定を解除してください。
■[Alt] キーを利用したオブジェクトのサイズ変更
オブジェクトをセルの枠線に合わせてサイズ変更をする場合、便利な方法です。
1. キーボードの [Alt] キーを押しながら、オブジェクト周りの○または□部分に
マウスのポインタを合わせ、矢印の形状になりましたら、
そのままドラッグしてオブジェクトをサイズ変更させて下さい。
2. セルの枠線に合わせて、オブジェクトのサイズが変わります。
セルの枠線に合わせてサイズ変更すると、上のオブジェクトのように、
縦横の比率が変わってしまう場合がありますので、
オブジェクトのデザインによっては注意が必要です。
いかがでしたか?
上手にオブジェクトを使うと、画面に変化と親しみやすさを表現する事ができます。
是非活用してみて下さい。
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