「StiLL」Excel情報414  データ--ピボットテーブル--[ページの表示]
■ピボットテーブルの [ページの表示] を利用すると、項目内の内容ごとに、ピボットテーブルが入ったシートを作成することができます。例えば、数年分のデータを元にしたピボットテーブルを、各年ごとのシートに作成します。 ☆対応方法:まずピボットテーブルを作成します。シートを分けたいフィールドは、[レポートフィルターエリア] 内にドラッグしておきます。ピボットテーブルツールの [オプション] から、 [レポートフィルター ページの表示]を選びます。 ※ご注意下さい。[ページの表示] 機能でシートを作成するためには、[レポートフィルターエリア] に対象のフィールドが設定されている必要があります。行ラベル・列ラベル・値エリアに入っているフィールドでシートを分けることはできません。
今回は、バックナンバー218でご紹介した データ--ピボットテーブル--[ページの表示]
のExcel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー218】 データ--ピボットテーブル--[ページの表示]
Excel2007、2013でも操作方法は同等です
今回はピボットテーブルの [ページの表示] という機能をご紹介します。
この機能を利用して、下図のように、ピボットテーブルが入ったシートを項目内の内容ごとに作成します。
上記の売上データを
元にして作成した
ピボットテーブルを、
年ごとにシートを分ける
方法をご紹介します
ピボットテーブルの基本的な作成方法については、バックナンバーをご参照下さい。
Excel2007の場合
【バックナンバー263】 データ--ピボットテーブル作成 Excel2007版 -1
Excel2010の場合
【バックナンバー334】 データ--ピボットテーブル作成 Excel2010版 -1
■ピボットテーブルの作成
ここから、作成手順のご紹介です。
まず、ピボットテーブルを作成して、フィールドを設定します。
([ピボットテーブルのフィールドリスト] 作業ウィンドウで操作します
[年月日] のフィールドを、列エリアにドラッグします。
その他、表示させるフィールドを、下図のように各エリアに設定します。
設定が完了すると、下図のようなピボットテーブルが作成されます。
■日付データのグループ化
現在、[年月日] のフィールドを設定した列には、データ内の全ての日付が表示されています。
最終的に年ごとにシートを作成するのが目的なので、[年] ごとのデータが必要になります。
そこで、[グループ化] という機能を利用して、年月日のデータを [] ごとの表示に変更します。
また、今回は、[年] ごとのデータとは別に、ピボットテーブルの列を [グループ化] を利用して
月ごとに表示させる設定も、合わせて行います。
※今回 [年月日] は、[日付]型 のデータを使用しています。
データが [日付]型 以外の場合は、[日付]型に直して下さい。
手順
@ まず [年月日] のデータが表示されたセルをどれか1つ右クリックして、
 プルダウンメニューから [グループ化] を選択します。
A [グループ化] の画面で、[月] と [年] を選択して、[OK] をクリックします。
 データが年・月ごとに集計されます。
 ※月ごとの集計を行わない場合は、[年] と [日] を選択します。
(開始日・最終日には、元データ内の
一番古い日付と、新しい日付が、
自動的に表示されます)
年ごとにデータが選択できる [年] のセルが追加されました。
また、[年月日] のセルは、月ごとのデータが選択できるように変更されました。
以上のように、グループ化を行うことで、元のデータに無い[年]・[月] ごとの
フィールドを作成することができます。
※注意点              
「選択対象をグループ化することはできません。」というエラーメッセージが出る場合には、
以下のような原因が考えられますので、元のデータを確認して下さい。    
                 
@グループ化したいフィールドの元データ内に、空白のセルがある    
Aグループ化したいフィールドの元データ内に、文字列型など、データ型が   
  [日付]型ではないデータが混じっている。        
 
               
                 
                 
                 
                 
                 
■ピボットテーブルのレイアウト変更
[ピボットテーブルのフィールドリスト] 作業ウィンドウから、
先程グループ化させた[年] のフィールドを、レポートフィルターエリアにドラッグします。
すると、下図のようにレイアウトが変更されます。
■書式の設定
[合計/売上] のデータを、通貨型で表示させます。
ピボットテーブル内の書式設定を行うには、フィールド名のセルを右クリックして、
[値フィールドの設定] →[表示形式] をクリックすると、書式設定の画面が開きます。
次に、[集計]行に色を付けます。
集計のセルにマウスのポインタを合わせると、ポインタが小さな黒い矢印に変わります。
その状態でセルをクリックすると、、その行の集計行がピボットテーブル内の範囲だけ選択されますので、
そのまま書式を変更し、色を設定します。
総計の行にも色を付けて、下図のようなピボットテーブルが完成しました。
■アイテムごとにシートを作成
ここから、[ページの表示]機能を使用して、アイテムごとにシートを作成する方法です。
※注意点              
                 
@[ページの表示] 機能でシートを作成するためには、[レポートフィルターエリア] に
対象のフィールドが入っている必要があります。      
行ラベル・列ラベル・値エリアに入っているフィールドでシートを分けることはできません。
(もし、支店ごとのシートを作りたい場合は、        
   [支店名] のフィールドをレポートフィルターエリアにドラッグします)    
                 
A日付をグループ化した場合、選択リストの中に [開始日] と [最終日] が含まれています。
 
               
                 
        こちらが入ったまま [ページの表示] を行うと、
        余分なシートが作成されてしまいますので、
        あらかじめ「表示しない」設定に  
        しておくといいでしょう。    
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
・表示しない設定の方法            
[複数のアイテム]チェックボックス を選択状態にし、      
作成する年にチェックを入れ[OK] をクリックします。      
 
               
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
これで、選んだデータが表示対象になります。        
                 
                 
手順
@ まず、レポートフィルターエリア内は 「(複数のアイテム)」 が選択
 されているかを確認して、違う場合は、セル上の矢
 からリストを表示させて、「(すべて)」 を選択して下さい。
 
 ※特定のデータを表示したまま[ページの表示] を実行すると、選択したデータの分の
 シートが作成されません。
A ピボットテーブルを選択した状態で、リボンの [ピボットテーブルツール]
  →[オプション]タブ(Excel2013では[分析]タブ) →[ピボットテーブル]グループ→[オプション]を選択し、
  [レポートフィルター ページの表示]を選択します。
[レポートフィルター ページの表示]画面で、シートを作成するフィールドを選択します。
今回は、年ごとにシートを作成しますので、[年] を選びます。
B [OK] をクリックすると、選択したフィールド内のアイテムごとに、シートが自動作成されます。
下図は「2011年」のシート内です。2011年分のピボットテーブルが完成しました。
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