「StiLL」Excel情報419  書式--選択したセル内の文字に合わせて列の幅を変更
■今回は、列の幅を変える際に役立つテクニックをご紹介します。列幅を変更する時に、列全体を選択してダブルクリックすると、列の幅が広がり過ぎてしまった経験はありませんか?今回の方法を使えば、列幅の広がりすぎをふせぐ事ができます。 ☆対応方法:列の幅を合わせたい文字が入ったセルを選択します。リボンの[ホーム]タブ → [セル] グループの[書式]から[列の幅の自動調整] を選びます。選択範囲の文字の長さに合わせて列の幅が変わります。  ※ご注意ください。セルの書式設定が [折り返して全体を表示する] となっている場合は、文字の長さに合わせて列幅が広がりません。
今回は、バックナンバー224でご紹介した 書式--選択したセル内の文字に合わせて列の幅を変更
の Excel2010版をご紹介します。
Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー224】 書式--選択したセル内の文字に合わせて列の幅を変更
    Excel2007、2013でも操作方法は同等です
今回は、選択したセル内の文字数に合わせて、列幅を変更する方法のご紹介です。
例えば、下図のような表を作成した時に、表の中身に合わせて、列幅を変更していきます。
その場合、変更したいセルのある列全てを選択して、選択した列の境目をダブルクリックすると
一度に列幅を変更することができますが、選択した範囲に、タイトルや文章など
文字数が多いセルがあると、列の幅が広がりすぎてしまいます。
広がりすぎてしまった列幅を再度調整するのは、二度手間になってしまいますね。
このような時、今回ご紹介する方法を使うと、列幅をちょうどよく変更することができます。
■方法
@ まず、列の幅に合わせたい文字が入ったセルを選択します。
A リボンの[ホーム]タブ → [セル] グループの[書式]から、[列の幅の自動調整] を選びます。
上図のように、選択セルに含まれる文字の長さに合わせて、列幅が変更されます。
ただし、セルの書式設定が [折り返して全体を表示する] となっている場合は、
文字の長さに合わせて列幅が広がりません。
今回の方法で列幅を変更したい場合は、[セルの書式設定] → [配置] タブ内の、
[文字の制御] の [折り返して全体を表示する] のチェックを外してから、
[列の幅の自動調整] を行って下さい。
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