｢StiLL｣Excel情報422 入力--十字キーをダブルクリックして一度に入力

■選択されたセルの右下に、マウスのポインタを合わせると、ポインタが黒十字キーになります。この黒十字キーをダブルクリックすると「入力基準セル」分だけ一度に入力できます。

☆対応方法：「入力基準セル」を選択して、黒十字キー状態でダブルクリックします。基準列分のセルに「ユーザー設定リスト」に準じたデータを一度に入力できます。

※ご注意下さい。「入力基準列」は選択セルの下方が優先されます。隣接する列を基準にする場合、選択セルの隣に値がないときは実行できません。

　　今回は、バックナンバー197でご紹介した入力--十字キーをダブルクリックで一発入力

　　の Excel2010版をご紹介します。

※

Excel2003以前のバージョンでの方法は、以下のバックナンバーをご参照ください。

【バックナンバー197】入力--十字キーをダブルクリックで一発入力

Excel2007、2013でも操作方法は同等です

■「ユーザー設定リスト」を使った入力方法

今回は、「ユーザー設定リスト」を使った入力方法をご紹介します。

「ユーザー設定リスト」を設定する方法は当メールサービスバックナンバー392をご覧下さい。

【バックナンバー392】データ--思ったとおりに並べ替え

■隣接する列を入力基準列にして一度に入力する場合

　　・入力基準列の隣へ一度に入力したい項目を1列目に入力します。

　　　（見やすいようにセルの書式設定を中央揃えにしてあります）

　　　ポインタをこの位置に持ってくると

　　　矢印が[+]の記号に変わります。

　　　　　火～日までが一度に入力されました。

　　　この状態でダブルクリックすると・・・

注意：入力基準列と選択セルとは隣接している必要があります。

■選択セルの下方列を入力基準列にして一度に入力する場合

　　・選択セル下方のデータへ「曜日」をつけて一度に入力する。

　　　　選択セルの下方列を入力基準列

　　　　にする場合も同様に、ポインタを

　　　　　火曜日～日曜日までが一度に入力

　　　　選択セルの右下へ移動させて

　　　　　されました。

　　　　ダブルクリックします。

・選択セル下方のデータへ一度に入力（コピー）する。

　　　　同じようにポインタを選択セルの右下

　　　　　　下方セルへ一度に入力（コピー）

　　　　へ移動させダブルクリックします。

　　　　　　されました。

　　　◆同じ値ではなく連続データに変換したい場合は・・・「オートフィルオプション」を使用します。

オートフィルオプション

　　　　連続データを選択

　　　　連続データが

を選択します。

　　　　します。

　　　　入力されます。

・選択セルの下方のデータへ連続データを一度に入力する。

　　　　　同じようにポインタを選択セルの右下

　　　　　　連続データが入力されました。

　　　　　へ移動させダブルクリックします。

　　　　　ただし、「1」「2」両方選択します。

　　注意：基準列となるのは値が連続した範囲内のみです。