「StiLL」Excel情報436 関数--指定された文字を指定回数繰り返す関数「REPT関数」
■今回は指定された文字を指定した回数繰り返す関数「REPT関数」をご紹介します。この関数を利用すると数字の視覚化や固定長文字列を簡単に作成できます。 ☆対応方法:関数の挿入もしくはセルへ直接「REPT関数」を入力し、繰り返す文字と繰り返す回数を設定します。 ※ご注意ください。今回ご紹介する「REPT関数」による簡易グラフ化は、Excel2007以降の機能である[条件付き書式]-[データバー]でも同様の効果が得られます。
今回は指定された文字を指定した回数繰り替えす関数「REPT関数」をご紹介します。
この関数を利用すると数字の視覚化や固定長文字列を簡単に作成できます。
今回ご紹介する「REPT関数」の簡易グラフ化は、Excel2007以降に搭載された[条件付き書式]-
[データバー]でも同様の操作が可能です。詳しくはバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー 425】セル書式--「条件付き書式」のExcel2010新機能
■REPT関数とは
REPT関数とは、指定した文字を指定回数セル上に繰り返し表示する関数です。
引数 REPT関数(”繰り返しする文字”,繰り返し回数)    
繰り返しする文字 (必須)繰り返し表示したい文字または数字(セル指定可能)  
繰り返し回数 (必須)指定した文字を繰り返し表示させる回数(数式/セル指定可能)
関数の挿入-文字列操作もしくはセルへ直接「REPT関数」を入力してください。
■REPT関数の代表的な使い方@-1  数字の可視化(簡易グラフ化)
数字の大小をグラフのように視覚化し表現することがREPT関数で可能です。
数式:
FILE_004
■REPT関数の代表的な使い方@-2  進捗率の表示
全体を10とし進捗に合わせ■を増やすことで、REPT関数で進捗率の可視化が
可能です。
数式:
FILE_000_2
補足)フォントの違いによる表現の差別化
同じ記号でも、フォントを変えると見え方が大きく変化します。
フォントを変えることで、オリジナルのグラフを作成することも可能です。
FILE_000_3
■REPT関数の代表的な使い方A  固定長文字列の作成
文字の長さが10文字と決められている場合に「ABC」と入力すると7文字分の不足が発生します。
不足している文字数を何らかの形で埋める必要がある場合にも「REPT関数」を利用できます。
数式:
FILE_000_4
※スペースでは確認しにくいため"_"で表示しています
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