「StiLL」Excel情報465 windows設定--日付と時刻の設定方法
■知らないうちに日付や時刻がずれている時がありませんか?完成した資料の作成日が正しくなかったりすると困りますね。
そこで「日付と時刻」の変更方法をご紹介します。
また設定結果をExcelで取り出す関数もご紹介します。
☆対応方法:
「日付と時刻の設定」ダイアログ画面から日時を変更します。
※権限の関係等で日時の設定ができない場合があります。
今回は、日付と時刻の設定方法をご紹介します。
■日付と時刻の設定(修正)手順
   タスクバーの時刻表示で右クリックしたメニューから「日付と時刻の調整」を選択すると、下図のような
   「日付と時刻」のダイアログが表示されます。
   「日付と時刻」ダイアログで「日付と時刻の変更」をクリックすると以下の設定画面が表示されますので、
   赤枠内の日付および時刻を変更してOKボタンで設定完了です。
 ご参考
   時刻が画面に表示されていない場合は、コントロールパネルを開き、「日付と時刻の設定」をクリックします。
 ご注意
   「コントロールパネル」に「日付と時刻の設定」が表示されていない場合は「時計、言語、および地域」をクリックして
   次の画面で「日付と時刻の設定」をクリックしてください。
■日付と時刻の取得方法
  上記で設定した日時をExcelで取得する方法を示します。
  1)NOW関数を使って取得
    任意のセルに =NOW() と入力すると以下の様に日付と時刻が表示されます。
2016/12/5 9:00
    セルの書式設定(表示形式)で表示を変更することができます。(下図参照)
2016/12/5 9:00 AM
  2)TEXT関数を使って取得
    同様に =TEXT(NOW(),"hh:mm:ss") とTEXT関数で時刻だけを表示することもできます。
     10:19:59
 ・セルの書式設定(表示形式)の「時刻」からも同様に設定できます。
 ご参考
  1)TODAY関数は日付の取得に限定されるので時刻表示を設定しても常に12時が表示されます。
12:00 AM
  2)上記以外の日時に関連する主な関数をご紹介します。
   @ YEAR ・・・ 日時から年を取得する
   A MONTH ・・・ 日時から月を取得する
   B DAY ・・・ 日時から日を取得する
   C HOUR ・・・ 日時から時を取得する
   D MINUTE ・・・ 日時から分を取得する
   E SECOND ・・・ 日時から秒を取得する
   F WEEKDAY ・・・ 日時から曜日を取得する
   G DATESTRING ・・・ 日付を和暦に変換する
   H DATE ・・・ 年、月、日の指定から日付(シリアル値)を取得する
   I TIMEVALUE ・・・ 時刻の文字列からシリアル値を取得する
   J TIME ・・・ 時、分、秒の指定から時刻(シリアル値)を取得する
   K EOMONTH ・・・ 月末日を取得する (※)
   L EDATE ・・・ 指定された月を基準に前後の月の日付を取得する (※)
   M WORKDAY ・・・ 指定した日を基準に土日および祝日を除いた経過日(営業日)を取得する (※)
   N DATEDIF ・・・ 2つの日の期間(年数、月数、日数)を取得する
   ※ Excel2003以前で使用する際にアドイン設定(分析ツール)が必要な関数です。
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