「StiLL」Excel情報492 関数--週末を除いた営業日を求める方法
【テーマ】
今回はWORKDAY関数をご紹介します。この関数を使えば、お客様から注文を受けて商品を「翌営業日」に発送する場合、毎回カレンダーで「翌営業日」を確認する必要がなくなります。
【方法】
WORKDAY(開始日、日数、祭日)で求めることができます。予め祝日や会社の創立記念日などの休日リストを作成しておけば、それらの日を除外して計算することができます。
【参考】
曜日はTEXT関数で設定できます。
今回はWORKDAY関数をご紹介します。
この関数を使えば、お客様から注文を受けて商品を「翌営業日」に発送する場合、
毎回カレンダーで「翌営業日」を確認する必要がなくなります。
下図のように「注文日」から「翌営業日」を計算して、
「発送日(翌営業日)」の欄に自動で日付を表示するようにします。
WORKDAY関数の設定
   下図(注文リスト)の D3 セルにWORKDAY関数を設定しますが、
   土日以外に休日がある場合は、別表(例では「祝日・休日リスト」)に祝日などを記載します。
   WORKDAY関数は、基準となる日付から土日を除いた○日後を計算します。
=WORKDAY( 開始日, 日数 , [祭日] )
開始日: 基準となる日付を指定します。(例では B3 セルになります)
日数: 開始日から起算して、土日あるいは祭日を除く日数を指定します。
(例では「翌営業日」を求めたいので、「1」を指定します)
祭日: 省略可能です。
日数を計算に入れない日付(祝日など)を指定します。
(例では $H$3:$H$4 セル になります)
(D4 セル以降に数式をフィルするため、絶対参照にしています)
「発送日(翌営業日)」が表示されました。
日付ではなくシリアル値が表示された場合は、
   セルの表示形式を「セルの書式設定」で日付に設定してしてください。
■ご参考までに
   曜日(例ではC3からC13セル、E3からE13セル、I3からI4セル)はTEXT関数が設定されています。
詳しくは、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー327】 セル書式--時間の計算
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