Excel情報512 保護--利用者ごとに編集可能な範囲を設定する方法
【テーマ】
今回は利用者ごとに、シートの編集可能な範囲を設定すると共に、セルの切り取りや書式の変更などを防ぐ方法をご紹介します。
【方法】
「範囲の編集を許可する」機能と、「シートの保護」の設定を行います。
【参考】
「シートの保護」の詳細は、「バックナンバー360」をご参照ください。
今回は、昔からある機能で意外と使われていない「範囲の編集を許可する」機能を主にご紹介します。
この機能は、シートを保護したまま、指定した範囲の入力・編集に権限を設定できる機能です。
■設定方法
     例として下図を使います。
※対象範囲のセルは、「セルのロック」がされていることが前提です。
(「セルの書式設定」-「保護」-「ロック」にチェックが入っていること)
1 [校閲]タブから[範囲の編集を許可する]をクリック
2 【担当者の範囲設定】
@[新規]から、A[セル参照]に入力・編集できる範囲を設定し、B[OK]をクリック
3 【責任者の範囲設定】
C[新規]、D[セル参照]に責任者のみ入力・編集できる範囲(例では単価と金額)を設定後、
E[範囲パスワード]を入力し、F[許可]をクリック
4 【アクセス許可の設定】
「単価」「金額」欄は、責任者ユーザーのみパスワードなしで編集を許可するよう、
アクセス許可を設定します。
(他のユーザーがこの欄を編集するにはパスワードを必要とします)
    G[追加]をクリック
H[選択するオブジェクト名を入力してください]に責任者のグループ名またはユーザー名を入れ、
I[名前の確認]をクリックします。
Jグループ名またはユーザー名が表示されたら、[OK]をクリック
Kアクセス許可欄の[許可]にチェックを入れ、L[適用]を押し、M[OK]をクリック。
5 N[シートの保護]を選択し、O[OK]をクリックで設定完了
下図のように会社名などはセルに値を入力できますが、
右クリックでメニューを表示すると、[セルの書式設定]が選択できないようになり、
また[切り取り]を選択しても、メッセージが表示されて[切り取り]できないように設定されました。
単価・金額は責任者以外が編集しようとすると、パスワードが求められ、編集できないように設定されています。
■ご参考までに
[シートの保護]の画面で、選択以外にも、「行・列の挿入・削除」や「フィルタの使用」など、
保護したい内容に応じて、操作の可否を設定することができます。
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