Excel情報515 セル--大きな表の計算結果を確認しながらデータを入力する方法
【テーマ】
今回は大きな表や別シートの計算結果を確認しながらデータを入力する方法をご紹介します。
【方法】
[数式]タブの「ウォッチウィンドウ」を使用します。
【参考】
「ウォッチウィンドウ」には離れたセルや別シートのセルも追加ができます。
大きな表にデータを入力して計算結果を確認する際、
結果が表示されるセルまでスクロールするなどして手間がかかる時ありますよね。
そこで今回は「ウォッチウィンドウ」機能を使用し、大きな表でもセルを移動せずに
計算結果を確認しながらデータを入力する方法をご紹介します。
「ウォッチウィンドウ」とは、
セルがシート上に表示されていない場合でも、そのセルの入力されている値や数式を確認できる機能です。
例えば「合計欄」が表の下側にある場合、
「数量」を修正後、「合計欄」を確認するにはスクロールしなければいけません。
「ウォッチウィンドウ」を使うと、スクロールしなくても計算結果が確認できます。
■設定方法
   例として下図を使用します。
   「合計欄」に数式を設定してます。
1.[数式]タブから[ウォッチウィンドウ]をクリックします。
2.「ウォッチウィンドウ」が開いたら、
   @「ウォッチ式の追加」をクリックし、
   A計算結果を確認したいセルまたはセル範囲を選択して、「追加」をクリックします。
「2」で選択したセルの値や数式などが「ウォッチウィンドウ」に追加されました。
例として数量を「3」から「15」に修正すると・・・
■ご参考までに
・「ウォッチウィンドウ」に離れたセルを追加したい場合は、
Ctrlキーを押しながらセルを選択します。
・「ウォッチウィンドウ」には、別シートのセルも追加できます。
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