Excel情報518 データ--フィルタ結果を別シートに出力する方法
【テーマ】
今回は「フィルターオプションの設定」を使い、リストや表などのデータから、指定した条件のデータのみ別シートに出力する方法をご紹介します。
【方法】
出力先のシートから[データ]タブの[詳細設定]で「フィルターオプションの設定」を行います。
【参考】
フィルターオプションは毎回設定しなければならないので、予め元データに名前をつけておくとセル範囲を指定する手間が省けます。
「フィルターオプションの設定」を使うと、通常出力先に別のシートが選べませんが、
別のシート上に出力したいことがあるかと思います。
そこで今回は「フィルターオプションの設定」を使って出力された結果を、別のシートに出力する方法をご紹介します。
ポイントは出力先とするシートから「フィルターオプションの設定」を行うことです。
■フィルターオプションの設定
  例として下図を使用します。
[データ]:売上表シート
[出力先]:出力結果シート
  ※「フィルターオプションの設定」の詳細は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー155】 フィルタ--「フィルタオプションの設定」で複合検索
【バックナンバー271】 データ--フィルタオプションの設定
【バックナンバー328】 データ--フィルタオプションに設定する検索条件の例
  @出力先のシートを選択し(例では出力結果シート)、
    今回のポイント
  A[データ]タブから、     出力先のシートを選択してから、
  B[詳細設定]をクリックします。     「フィルターオプションの設定」を行う。
  C「指定した範囲」を選択
  D「リスト範囲」にはデータのセル範囲
    「検索条件範囲」には出力条件を記載したセル範囲(項目名を含む)
    「抽出範囲」には出力先のセル範囲を指定し、OKをクリックします。
元データとは別のシート(例では出力結果シート)に結果が出力されました。
■ご参考までに
   フィルターオプションは毎回設定しなければいけないので、
   予め元データに名前(例では売上データ)をつけておき、「リスト範囲」に指定することで
   元データのセル範囲を指定する手間が省けます。
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