Excel情報520 セル書式--重複した項目のデータを見えないようにする方法
【テーマ】
表内に重複した項目のデータが複数ある場合、とても見えづらいかと思います。今回は重複した項目のデータを見えないようにする方法をご紹介します。
【方法】
条件付き書式を使用します。
【参考】
条件付き書式の基本的な使い方については、「バックナンバー269」をご参照ください。
明細データにいくつか重複している項目のデータがある表は、とても見えづらいかと思います。
そこで今回は、重複した項目のデータを見えないようにする表の作り方をご紹介します。
■条件付き書式の設定
  例として下図を使用します。
@例として「売上日」「支店名」「担当者名」のデータを選択。
A「条件付き書式」の「新しいルール」から、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」で、
  下記数式を設定後、「書式」をクリックします。
     ※「条件付き書式」の基本的な使い方は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー269】 セル書式--条件付き書式基本機能
=$E5>1
※列のみ絶対参照
上記数式は、「明細No」が1より大きい場合に、「条件付き書式」で指定した書式に変更するという意味です。
今回は例で使用する表に「明細No」項目がありますが、無い場合はそのような項目を追加する必要があります。
B「フォント」タブで、「色」は「白色」を選択し、「OK」をクリックします。
※ 例では使用している表内の「セルの背景色」が「白」なので、色は「白」を選択しています。
各明細の重複した「売上日」「支店名」「担当者名」のデータが非表示になりました。
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