Excel情報522 共有--Microsoft365でブックの共有をする方法
【テーマ】
Microsoft365のExcelでは、校閲タブに今まであった「ブックの共有」が表示されません。そこで今回はMicrosoft365でも「ブックの共有」を表示する方法をご紹介します。
【方法】
[リボンのユーザー設定]の[リボンにないコマンド]から[ブックの共有(レガシ)]を選択して追加します。
【参考】
クイックアクセスツールバーにも追加することができます。「ブックの共有」の詳細については、「バックナンバー230」をご参照ください。
「ブックの共有」機能は一つのブックに対して複数のユーザーが同時にデータを入力できたり、
保存できる便利な機能です。
しかし、Microsoft365のExcelでは今まであった校閲タブ内からなくなり、
OneDrive上にブックをアップロードして共有することができる「共有」ボタンが新たに追加されました。
そこで今回はMicrosoft365で従来のExcelの「ブックの共有」を表示する方法をご紹介します。
(Office2019のExcelは従来通り「ブックの共有」があります。)
■設定
@[ファイル]タブをクリックし、A[その他]からB[オプション]を選択します。
※Excelのバージョンによっては[その他]ではなく、[オプション]で表示されている場合もあります。
C[リボンのユーザー設定]をクリックし、
コマンドの選択でD[リボンにないコマンド](または[すべてのコマンド])を選択します。
下にスクロールすると、E[ブックの共有(レガシ)]がありますのでクリックします。
例として従来のExcel同様、校閲タブ内の同じような位置に表示するようにします。
F[校閲]をクリックし、G[保護]を選択します。
H[新しいグループ] → I[名前の変更]をクリックします。
J[名前の変更]ダイアログボックスが表示されたら、表示名に任意の名前を入力し、
K[OK]をクリックします。
例では表示名に 共有 と入力しています。
L[追加]をクリックし、Mブックの共有(レガシ)が追加されていることを確認後、
N[OK]をクリックします。
校閲タブ内に[ブックの共有(レガシ)]が追加されました。
     ※「ブックの共有」の基本的な使い方は、以下のバックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー230】 ブック--ブックを共有する
■ご参考までに
下記の手順でクイックアクセスツールバーにも追加できます。
[ファイル]タブをクリックし、[その他]から[オプション]を選択します。
※Excelのバージョンによっては[その他]ではなく、[オプション]の場合もあります。
@クイックアクセスツールバーをクリック、
   コマンドの選択でA[リボンにないコマンド](または[すべてのコマンド])を選択します。
   下にスクロールすると、B[ブックの共有(レガシ)]がありますので選択し、C[追加]→D[OK]をクリックします。
クイックアクセスツールバーに[ブックの共有(レガシ)]が追加されました。
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