「StiLL」Excel情報531 データ--SQL Server 2019ガイドA -データベース、テーブルの作成方法
【テーマ】
今回はSQL Serverのデータベースやテーブルの作成方法をご紹介します。
【方法】
データベースを作成するには、 「オブジェクト エクスプローラー」 内の 「データベース」 を右クリックし、「新しいデータベース」 をクリックします。表示された画面で設定していきます。
【参考】
テーブルを作成するには、 データベースの中の 「テーブル」 を右クリックし、「新規作成」から「テーブル」 をクリックします。表示された画面で「列名」 、「データ型」 、「NULLを許容」 等を設定していきます。
今回は SQL Server のデータベースやテーブルの作成方法をご紹介します。
SQL Server のデータベースを運用・管理するには 「SQL Server Management Studio」 という
データベース管理ツールを使用します。
下記に SQL Server 2019 と Management Studio のインストール方法を掲載しています。
まだご覧になられていない方は以下をご参照ください。
【Excel情報531】データ -- SQL Server 2019 ガイド@ - インストール方法
■ Management Studio にログイン
    Windows の 「スタート」 メニュー 等から Management Studio を起動すると、
    ログイン画面が表示されます。
   
    SQL Server インストール時に 「混合認証モード」 を選択していた場合は、
    2種類の認証モードのいづれかを選択します。
    @ 「Windows認証モード」 でログインする場合
        「サーバー名」 にコンピューター名を入力または選択し、「接続」 ボタンをクリックします。
    A 「SQLServer認証モード」 でログインする場合
        ログイン画面の 「認証」 で 「SQLServer 認証」 を選択します。
        「ログイン」 に SQL Server の管理者ユーザID 「sa」 、
        「パスワード」 にインストール時に設定したパスワードを入力し、「接続」 ボタンをクリックします。
■ データベースの作成方法
    「オブジェクト エクスプローラー」 内の 「データベース」 を右クリックし、「新しいデータベース」 をクリックします。
    「新しいデータベース」 画面が表示されますので 「データベース名」を入力します。
    他の項目は特に変更する必要がなければそのまま 「OK」 をクリックします。
    
    「OK」 ボタンをクリックすると、データベースが作成されます。
■ テーブルの作成方法
    以下のようなテーブルを作成する例でご説明します。
    各項目のデータ型は以下のような設定にします。
        社員番号:varchar(5) [可変長文字列 (5バイトまで格納可能)]
        名前      :nvarchar(20)     [Unicode可変長文字列 (20文字まで格納可能)]
        生年月日:date [日付]
        年齢      :int      [整数値]
        身長      :float [小数値]
    作成したデータベースの中の 「テーブル」 を右クリックし、「新規作成」から 「テーブル」をクリックすると、
    テーブル定義を入力する画面が表示されます。
    「列名」 、「データ型」 、「NULLを許容」 を設定します。
    NULL値を入れられないようにしたい場合は 「NULLを許容」 のチェックを外してください。
   入力が終わったら 「保存」 ボタンをクリックするか、ショートカットキー 「Ctrl + S」 で保存してください。
   テーブル名を入力する画面が表示されますので、入力し 「OK」 ボタンをクリックするとテーブルが作成されます。
■ 作成したテーブルにデータを入力
    作成したテーブルを右クリックし、「上位200行の編集」 をクリックすると、データを編集できる画面が表示されます。
    鉛筆マークが表示されている行が編集中のレコードです。
    別の行に移動する等してマークが消えると編集したデータは保存されています。
     (SQL Server の設定内容の詳細は SQL Server のヘルプ等をご確認ください)
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