「StiLL」デザイン情報007 システム構造--操作バーの作成
参照例では、利用しているExcelのバージョンは2000、StiLLのバージョンは6.71ですが、特に注意書が
無い限りはExcel/StiLLのバージョンは問いません。
■StiLLを使っていろいろな処理を行う場合、操作をするボタンを一箇所に集めておいて、それらを「操作バー」としておくと、非常に利用しやすくなります。今回は、年度の選択とタイトルの表示、そしてStiLLボタンのサイズ変更の注意点のご紹介です。 ☆対応方法:年度を選択するものは、コンボボックスを使用しています。選択年度は去年/今年/来年より選択します。また、タイトルはオートシェイプの[額縁]を使用します。それぞれの設定の詳細は、当社のExcelメールサービスに記してあります。 ※ご注意ください。機能を設定したStiLLボタンにて、ボタンの見出し以後に何かしらの設定項目が入っております。これらを絶対にいじらないでください。
■操作バーとは
今回の集計表システムでは、下図のように、画面上で必要な操作ボタンを、全て画面上部に集めて
あります。
操作ボタンを集めておくことで、より使いやすいようにします。
■年度を選択する
年度選択には、今回はコンボボックスを使います。
コンボボックスの作成の仕方は、当社が発行しているExcelメールサービスのNo.027に記して
ありますので、ぜひそちらを参考ください。
Excelメールサービスのコンボボックスの項はこちら
今回は、選択年度を「去年」/「今年」/「来年」より選択するようにします。
まず、選択の参照元を作成します。参照元の真ん中をYEAR関数TODAY関数を使って、
今年を表示します。
コンボボックスの[入力範囲]を上にて設定した年度を、そしてリンクするセルを選択します。
さらにINDEX関数を使うことで、選択年度が表示されます。
■オブジェクトにリンク
タイトルとなる箇所は、オートシェイプを使って表示しています。このオートシェイプに、セルの
値をリンクさせます。(見本では[オートシェイプ]→[基本図形]→[額縁]を使用しています)
なお、オブジェクトにリンクさせる設定の仕方は、ExcelメールサービスのNo.007に記してあり
ますので、ぜひそちらを参考ください。
Excelメールサービスのリンクの項はこちら
■StiLLボタンのサイズ変更
「集計」ボタンや「上期」などのボタンは、全てStiLLボタンを使い、そのボタンのサイズを変更
しています。
まず、画面上に貼り付けたボタンに機能を設定します。
(昨日の設定方法は当メールサービスにて追ってご説明します)
設定したボタンのサイズを変更後、「見出し」を選択して色を変更します。
さらに見出しのフォントサイズを変更します。
注意:
機能を設定したStiLLボタンにて、ボタンの見出し以後に何かしらの設定項目が入っております。
これらを絶対にいじらないでください。
なお、StiLLボタンの構造に関しては次回ご紹介いたします。
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