「StiLL」デザイン情報009 開発--外部データを取得すると元あるデータが消えてしまう
参照例では、利用しているExcelのバージョンは2002、StiLLのバージョンは6.8ですが、特に注意書が
無い限りはExcel/StiLLのバージョンは問いません。
■今回は、データベースのデータを取得する方法です。DBへのログイン/ログアウトが必要な場合は、ご利用のStiLLがProfessional版以上でしたら、セルリンクボタンのBtDBLogin/BtDBLogoutを使うと便利です。 ☆対応方法:まずはODBCの設定を行う必要があります。ODBC設定後、StiLLボタンをクリック→[開発]→[DBデータ取得]を選択します。[データソースの選択]では[コンピュータデータソース]の一覧より選択し、取得するデータの設定をしていきます。 ※ご注意ください。StiLLではDBよりデータを取得した後、同列の最終行までの値を消去しています。絶対に、取得したデータと同列のした行には値等を入力しないようにしてください。
■ODBCの設定
データベースよりデータを取得する際には、まずODBCの設定が必要です。
それぞれ、ODBCの設定を行ってください。
ODBCの設定は、ご使用のDBによって異なりますのでご注意ください。
■DBデータ取得
画面上にStiLLボタンを作成し、[開発]→[DBデータ取得]を選択します。
[コンピュータデータソース]内にある設定したデータソース名を選択して[OK]します。
注意:
[ファイルデータソース]のデータは取得できません。
以下の設定をそれぞれに行います。
設定したボタンをクリックすると・・・
上図のように、DBよりデータが取得されます。また、[出力範囲名]にて定義した名前が、
[名前ボックス]に表示されます。
注意点:
StiLLではDBよりデータを取得した後、同列の最終行(Excel97以降では65,536行)までの
値を消去しています。
例えば、下図のようにデータが必ず10件しかないと分かっているデータ(11行目まで)がある
とします。その同列の下の行(セルB13)に値を残しておき、[DBデータ取得]を行います。
セルB13の値が消去されてしまいます。
参考:StiLL Professional版以上のみ
DBへのログイン/ログアウトが必要な場合は、セルリンクボタンにあるBtDBLogin/BtDBLogoutを
使用と便利です。なお、ブックを閉じる際には、必ずLogoutをしてください。
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