「StiLL」デザイン情報013 システム--マクロを含むファイルを開く際の
確認メッセージを表示しない方法
参照例では、利用しているExcelのバージョンは2002、StiLLのバージョンはStiLL21V6ですが、特に注意書が
無い限りはExcel/StiLLのバージョンは問いません。
■Excelのセキュリティレベルが[中]に設定されている場合、マクロを含むファイルを開くと確認のメッセージが表示されます。StiLLを活用することで、この確認のメッセージを表示しないようにすることができます。 ☆対応方法:まずStiLLのみで作った先頭画面を用意し、その画面からStiLLの[ファイルを開く(BtOpen)]機能で指定のファイルを開くという、2段階の形式にします。これで、開く先のファイルにマクロが含まれていても、確認のメッセージは表示されません。 ※ご注意ください。先頭画面はStiLLのみで作ります。先頭画面にマクロが混在していると、確認のメッセージが表示されます。
■セキュリティ
Excelのメニューバーの[ツール]→[マクロ]→[セキュリティ]→[セキュリティレベル]を選択すると、
Excel自身のセキュリティレベルを設定できます。
このレベルが[高]になっていると、署名がないマクロは実行できません。
このレベルが[中]になっていると、マクロを含むファイルを開くと、以下のメッセージが表示されます。
しかしStiLLを使うことで、このメッセージを表示させないでファイルを開くことができます。
■先頭画面をStiLLのみで作成する
まず、先頭画面となるものを、StiLLのみで作成します。
そして、それぞれのボタンにファイルを開く([BtOpen])の機能を設定し、指定したファイルを
開きます。
この機能でファイルを開くと、開く先のファイルにマクロが含まれていても、確認の
メッセージは表示されません。
StiLLボタンでは、[StiLLボタンの作成]→[標準]→[ファイルを開く]になります。
セルリンクボタンでは、[ファイル]→[BtOpen]にて、指定ファイルを開くことができます。
注意:
先頭画面をStiLLのみで作った場合のみ、この機能は有効です。
先頭画面にStiLLとマクロが混在していた場合、確認のメッセージが表示されます。
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