「StiLL」デザイン情報022 システム--条件分岐実行2 ボタンを押した結果から分岐
参照例では、利用しているExcelのバージョンは2002、StiLLのバージョンはStiLL21V6ですが、特に注意書が
無い限りはExcel/StiLLのバージョンは問いません。
■確認のメッセージを押した結果から、条件分岐実行する設定のご紹介です。特に、ボタン連続実行と組み合わせて使う場合は、設定の仕方に注意が必要です。 ☆対応方法:条件分岐実行の[ボタン実行時に終了]は、ボタン連続実行にて条件分岐実行を含むボタンを実行する場合に使用します。この設定を行うと、ボタン連続実行の以後のボタンを実行せず、そこで処理が止まります。 ※参考までに。今回ご紹介する機能の例を、以下のURLにて公開しています。ぜひ参照ください。http://www.still.co.jp/still/template/ex022sms.xls
今回ご紹介する[条件分岐実行]機能の例は、下のURLに公開してます。ぜひ参照ください。
http://www.still.co.jp/still/template/ex022sms.xls
なおこの例は、WEBで開かずに任意の場所に保存後、Excelで開いてご使用ください。
■ボタンを押した結果から分岐
下図のような確認のメッセージが表示されます。
このメッセージにて、[はい]を押されたときに実行されるボタン、[いいえ]を押されたときに実行
するボタンとを分岐させます。
まず、メッセージを表示するボタンを作成し、それぞれの結果となるボタンも作成しておきます。
そして、条件分岐のボタンを設定していきます。
例の[条件分岐実行例1]シートを参照ください。
■ボタン連続実行と条件分岐実行の組み合わせ
ボタン連続実行にて、条件分岐実行を実行する際、分岐後の流れに注意をする必要があります。
例えば、下図のような確認のメッセージが表示され、[はい]が押された際に複数のボタンを連続
実行する設定をします。
この場合、設定方法としては以下の2通りがあります。
@条件分岐実行にボタン連続実行を組み合わせる
条件分岐実行の結果に、連続実行をする設定をします。
いいえ
はい
例の[条件分岐実行例2]シートを参照ください。
Aボタン連続実行に条件分岐実行を組み合わせる
ボタン連続実行に条件分岐実行を組み込みます。
いいえ
注意:
この場合、分岐時のメッセージにて[いいえ]を選択した場合も、[セルデータクリア]以後
3つのボタンを実行してしまいます。
[いいえ]が押された後は、以後のボタン連続実行は実施しませんので、[何もしない]を
実行し、[ボタン実行時に終了]する設定が必要です。
例の[条件分岐実行例3]シートを参照ください。
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