「StiLL」デザイン情報069 「StiLL-Ⅹ」とは!　-12

便利な「StiLL-Ⅹ」のシステムテンプレート開発カイハツ用シートについて

① [汎用･設定画面Ⅰ]テンプレートは汎用、設定、入力等の画面用テンプレートです。8種類のシートから構成されており簡単なカスタマイズで画面を作成することができます。
※これらのセルやシートのフォーマットをそのまま、又はコピーしてご利用下さい。

② [DATA1表]・[DATA2表]シートはリスト形式で表示する汎用フォーマットです。表示する項目数によってシートを使い分けます。[期間設定画面]シートと[設定画面]シートは設定画面として使用します。

③ データベースなどから検索して取得したデータを、表示画面上にセットするといった処理に便利なのが「複数セル値セット」ボタンです。項目が多い場合でもボタンを1つ作成するだけで済みます。

対応Ver. ：「StiLL-Ⅹ」Ver1.0以降
対応種類：StiLL Dev・Pro・Std

■ [汎用･設定画面Ⅰ]テンプレートは汎用・設定・入力等の画面用テンプレート。

ある場所

メニュー [StiLL] → [システムテンプレート] → [開発用シート]

特徴・目的

[汎用･設定画面Ⅰ]テンプレートは汎用、設定、入力等の画面用テンプレートです。

8種類のシートから構成されており、簡単なカスタマイズで画面を作成することができます。

画面となるシートのデザインはシステムの独自性が求められる部分で非常に重要ですが、とても手間の

かかる作業です。

[汎用･設定画面Ⅰ]テンプレートをはじめとする画面のテンプレートを活用することで、開発期間の短縮を図る

ことができます。

できる事・便利な点

基本的な設定、入力画面のレイアウトがデザインされていますので、項目や入力方法をカスタマイズする

だけで画面を作成することができます。

[DATA2FORM1]シート

入力欄が個別に分かれているパターンです。

[FORM1]シート

入力画面のフォームで、単一入力部分とリスト入力部分が混在しているパターンです。

[DATA2FORM3]シート

リスト形式でデータを表示するパターンです。

[DATA2FORM3]シート

検索・修正・削除画面に使用するシートです。

「検索」「データ登録」「削除」「終了」ボタンはStiLLボタンとして貼り付ツけられていますので、

作成した機能を実行するように設定してください。

■ リスト形式で表示する画面や設定画面のフォーマットも収録されています。

[DATA1表]・[DATA2表]シート

リスト形式で表示する汎用フォーマットです。表示する項目数によってシートを使い分ワけます。

[期間設定画面]シート

年度や期間をコンボボックスで設定するパターンの画面です。

[設定画面]シート

コンボボックスとセル入力を併用して項目設定をするパターンです。

■ 入力項目のセットが簡単に。StiLL-Ⅹの新機能「複数セル値セット」

特徴・目的

データベースなどから検索して取得したデータを、表示画面上ジョウにセットするといった処理に便利なのが

「複数セル値セット」ボタンです。

従来は「BtSetValue」ボタンを、値をセットしたい項目の数だけボタンを作らなければならず、項目が多いときに

ボタンを作成するのが大変でしたが、「複数セル値セット」ボタンであれば項目が多い場合でもボタンを1つ

作成するだけで済みます。

方法

検索して取得したデータが[DLDATA]シートに出力されており、その値を[入力表]シートにセットすることを

例とします。

「ボタンの作成」画面で、「基本機能」タブの[セル関連コマンド]にある「複数セル値セット」を選択します。

[入力範囲]には、[DLDATA]シートにデータが出力されている範囲を指定します。

[出力範囲]には、[入力表]シートに値をセットしたいセルを、[DLDATA]シートにデータが並んでいる順番に

指定します。