「StiLL」デザイン情報122 ピボットテーブルの活用5

ピボットテーブルの基本的な作り方カタと操作について

ピボットグラフの作成

■ ピボットテーブルでは、作成したテーブル(集計表)に対応したグラフを作成することができます。ピボットテーブルと同様、フィールドの入れ替カえ等の操作ができますので、様々な視点から見たグラフをすぐに表示させることができます。

■ ピボットグラフの表示等の設定はほぼExcelのグラフ機能と同様です。グラフの種類を変更するにはグラフエリアを右ミギクリックして[グラフの種類]をクリックします。グラフの種類と形式を選択して[OK]とすると変更することができます。

■ グラフシートをアクティブにしているとStiLLボタンを貼り付けることができませんが、他のワークシートに作成したボタンをコピーして張り付ツけることが可能です。またグラフシートにあるグラフをコピーしてワークシートに貼り付ツけることも可能です。

対応Ver. ：「StiLL-Ⅹ」Ver1.5以降
対応種類：StiLL Dev

■ ピボットテーブルオプションの設定で使いやすく、見やすくカスタマイズできます。

ピボットテーブルでは、作成したテーブル(集計表)に対応したグラフを作成することができます。

ピボットテーブルの作成

① メニューバーの[データ]→[ピボットテーブルとピボットグラフレポート]をクリックします。

② 「作成するレポートの種類」で「ピボットグラフレポート(ピボットテーブルレポート付き)を選択します。

③ 使用するデータの範囲を指定します。

④ 「ピボットテーブルレポートの作成先」を指定します。

⑤ 「完了」をクリックすると、指定した作成先にピボットテーブルレポート(表)が作成されるとともに、

新規のシート(「Graph1」のような名前になります)にピボットグラフが作成されます。

⑥ フィールドリストから、グラフに配置したいフィールドをドラッグアンドドロップでグラフ上に配置すれば、

ピボットグラフが完成します。

ピボットグラフはピボットテーブルと同様、フィールドを自由に入れ替カえることができますので、様々な視点からの

グラフを簡単に作成することができます。

■ グラフの種類を変更する方法…Excelのグラフ機能とほぼ同じです。

ピボットグラフの表示等の設定はほぼグラフ機能と同様ですが、ここではよく使用される設定についてご紹介します。

① グラフエリアを右クリックし、「グラフの種類」をクリックします。

② 下図の画面が表示されますので、「グラフの種類」と「形式」を選択します。

ここでは「積み上アげ面」を選択しています。

③ [OK]をクリックすると、指定した種類のグラフに変更されます。

■ StiLLボタンをグラフシートに貼り付ツける方法とピボットグラフをワークシートに貼り付ツける方法

ピボットグラフは通常「Graph1」のようなグラフシートに作成されます。

グラフシートにはセルがありませんので、通常のワークシートのような使い方カタはできません。

また、グラフシートをアクティブにするとメニューバーの「StiLL」が表示されなくなるため、この状態でStiLLボタンを

貼り付ツけることはできません。

通常のワークシートをアクティブにする

ワークシートをアクティブにする

→メニューバーに「StiLL」が表示される。

→メニューバーのStiLLが非表示になります。

システムで集計表のシートとグラフのシートを相互に行き来できるようなボタンを作成する場合ですが、

通常のワークシート上に作成したボタンをグラフシートにコピーすることが可能です。

また、グラフシート上にあるグラフをコピーして、ワークシートに貼り付ツけることもできます。

「グラフエリア」を選択状態にしたら、メニューバーの[編集]→[コピー]でグラフをコピーし、ワークシート上に

貼り付けます。

ただし、ワークシート上にコピーしたグラフは、グラフシート上に作成されたピボットグラフのようにフィールドの

入れ替え等を行うことができませんので注意が必要です。