「StiLL」デザイン情報131 「StiLL-Ⅹ」とは!　-55

便利な「StiLL-Ⅹ」のシステムテンプレート "郵便番号"

①このテンプレートは郵便番号を住所に変換するテンプレートです。

②日本郵政公社「ゆうびんホームページ」で公開されている郵便番号データのＣＳＶ（カンマ区切り値）形式ファイルの「読み仮名データの促音・拗音を小書きで表記するもの」を利用しています。

③ 全国一括の郵便番号データは、１２万件あるためExcel2003以前では利用できません。都道府県別データを個別に登録してください。注意：「郵便番号.MDB」には、東京地域の郵便番号が格納されています。

対応Ver. ：「StiLL-Ⅹ」Ver1.6以降
対応種類：StiLL Dev（Server）

■ 郵便番号変換方法

ある場所

メニュー [StiLL] → [システムテンプレート] → [開発キット] → [開発キット１] → [郵便番号]

特徴・目的

郵便番号を住所に変換するテンプレートです。

ODBC設定

　StiLLをインストールしたフォルダ（通常サーバー内の StiLL-X_Server_Dev\StiLL)内の

　Sample\YUBINフォルダ内に「郵便番号.MDB」ファイルがあります。

　YUBINフォルダを任意のフォルダにコピーして、ODBCソース名を「郵便番号」で設定してください。

「郵便番号」システムテンプレート入力ｻﾝﾌﾟﾙ画面

入力例

　　郵便番号　１５０－００２１　の場合

郵便番号のデータが見つからない場合は、住所欄に表示されません。

郵便番号に半角数字以外が入力されている場合はエラーになります。

郵便番号で抽出されなかった場合は「郵便番号.MDB」ファイルを最新のファイルに

更新する必要があります。

■ 郵便番号.MDBの更新方法

YUBINフォルダを、任意フォルダにコピーした中の「郵便番号DB_更新用.xls」を利用します。

　（郵便番号のCSVデータから「郵便番号.MDB」を更新するツールです。）

更新例は、東京都の郵便番号のデータを利用しています。各都道府県別の郵便番号のCSVデータは

ゆうびんホームページ　http://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/kogaki.html　からダウンロードしてください。

(「全国一括」データは１２万件あるためにこのプログラムで更新できません。）

ダウンロードデータは「13tokyo.lzh」圧縮されていますので、最初に解凍を行ってください。

解凍されたCSVファイル「13TOKYO.CSV」は、「郵便番号DB_更新用.xls」と同一フォルダに保存してください。

下記画像は、「郵便番号DB_更新用.xls」ファイルの「〒PG」シートにあるセルリンクボタンの設定項目

になります。ファイル名と、フォルダ名欄①に、ゆうびんホームページからダウンロードしたCSVファイル

「13TOKYO.CSV」のファイル名とフォルダ名を記述します。

（下記例は、「郵便番号DB_更新用.xls」と郵便番号のCSVデータが同一フォルダにある設定です。）

「★〒更新処理」ボタン②を押すと自動的に郵便番号が更新されます。

データ更新中のウインドウが閉じれば更新完了です。