「StiLL」デザイン情報133 セルリンクボタン--BtOpen(ファイルを開く)、BtDialogOpen(ファイルを指定して開く) | |||||||||||||||||
■ セルリンクボタン「BtOpen」や「BtDialogOpen」をお使いになる上でのポイントをご紹介します。今回は、フォルダの指定方法をメインにご説明させていただきます。 | ■ 相対パスで記述することにより、相対位置を判断して動作するのでドライブ名やフォルダ名の変更等があっても、システムに関係があるフォルダをまるごと別のドライブに移動するだけで、別のドライブ内で機能させることができます。 | ■ ボタンのあるブックから見て同フォルダ内や上下の階層の指定の仕方のご紹介します。その他にもセルリンクボタンで設定できるフォルダ指定文字列はありますので、必要に応じてお使いいただけます。 | |||||||||||||||
対応Ver. :StiLL
V9.1以降 対応種類:StiLL Dev・Pro |
対応Ver. :StiLL
V9.1以降 対応種類:StiLL Dev・Pro |
対応Ver. :StiLL
V9.1以降 対応種類:StiLL Dev・Pro |
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■ セルリンクボタン「BtOpen」「BtDialogOpen」 | |||||||||||||||||
ある場所 | メニュー [StiLL] → [セルリンクボタン] → [ファイル]→ [BtOpen] | ||||||||||||||||
メニュー [StiLL] → [セルリンクボタン] → [ファイル]→ [BtDialogOpen] | |||||||||||||||||
機能・目的 | |||||||||||||||||
「BtOpen」は、指定したファイルを開きたい時に使用するセルリンクボタンです。 | |||||||||||||||||
「BtDialogOpen」は、指定フォルダ上のファイルを選択して開きたい時に使用するセルリンクボタンです。 | |||||||||||||||||
今回は「BtOpen」や「BtDialogOpen」をお使いになる上でのポイントをご紹介します。 | |||||||||||||||||
[BtOpen]「BtDialogOpen」設定概要 | |||||||||||||||||
まず、セルリンクボタンの概要を簡単にご紹介します。 | |||||||||||||||||
(より詳細な説明はStiLLヘルプに記載しております。) | |||||||||||||||||
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・セルリンクボタン「BtOpen」 | ||||||||||||||||
→ ボタンに表示する名前 | |||||||||||||||||
→ 開くファイルの名前 (Book1.xls 等) | |||||||||||||||||
→ 開くファイルのあるフォルダのパス | |||||||||||||||||
→ 読み取り専用で開くなど、起動オプションの設定 | |||||||||||||||||
→ ファイルの読み | ![]() |
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→ ファイルの書き込みパスワードを設定 | |||||||||||||||||
%INPUT%を設定すると、ファイルを開く前に | |||||||||||||||||
パスワード入力画面を表示できます | |||||||||||||||||
☆システム開発においてよく使う起動オプション | |||||||||||||||||
READONLY : 読み取り専用でファイルを開きます。 | |||||||||||||||||
作成したExcelブックはサーバに保管し、クライアント側では | |||||||||||||||||
サーバ内のExcelブックを「読み取り専用」で開きたい場合便利です。 | |||||||||||||||||
NOMSG : ブック二重起動メッセージを表示しないでExcelファイルを開きます | |||||||||||||||||
LINKOFF : リンク更新メッセージを表示しないでExcelファイルを開きます。 | |||||||||||||||||
※ 複数の起動オプションを設定する場合は :(コロン)で区切りって入力してください。 | |||||||||||||||||
・セルリンクボタン「BtDialogOpen」 | |||||||||||||||||
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→ ボタンに表示する名前 | |||||||||||||||||
→ ファイルを一覧表示させるフォルダ名 | |||||||||||||||||
→ Excel、Wordなどファイルの種類の指定 | |||||||||||||||||
→ 下階層フォルダを表示するかどうかの設定 | |||||||||||||||||
→ 表示するファイルの絞り込み | |||||||||||||||||
☆指定したフォルダだけでなく、その下階層のフォルダのファイルを表示させることも可能です | |||||||||||||||||
さらに表示するファイルを絞り込むこともできます | |||||||||||||||||
例)マイドキュメントフォルダに、見積日をファイル名とするファイルがあると想定(20120101.xls等)し、 | |||||||||||||||||
これを「年度別」に選択できるように設定します。 | |||||||||||||||||
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上記の場合、ファイル名の頭4桁分が抽出する条件となりますので、 | |||||||||||||||||
ファイルフィルタの年以降の部分は"*"(アスタリスク)にします。 | |||||||||||||||||
フォルダ名の相対指定の記述方法 | |||||||||||||||||
「BtOpen」や「BtDialogOpen」をお使いになる上でポイントとなる | |||||||||||||||||
フォルダ名の相対指定の記述方法をご紹介します。 | |||||||||||||||||
相対パスで記述することにより、相対位置を判断して動作するのでドライブ名やフォルダ名の | |||||||||||||||||
変更等があっても、システムに関係があるフォルダをまるごと別のドライブに移動するだけで、 | |||||||||||||||||
別のドライブ内で機能させることができます。 | |||||||||||||||||
@同フォルダ内の指定 | |||||||||||||||||
ボタンのあるブックと同じフォルダを指定する場合は |
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「%」 または 「%BOOKPATH%」と記述してください。 | |||||||||||||||||
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[フォルダ階層] | |||||||||||||||||
A下階層フォルダの指定 | |||||||||||||||||
ボタンのあるブックから見て下の階層のフォルダを指定する場合は |
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「%BOOKPATH%」に続けてフォルダを記述してください。 | |||||||||||||||||
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[フォルダ階層] | |||||||||||||||||
B上階層フォルダの指定 | |||||||||||||||||
ボタンのあるブックから見て1つ上の階層のフォルダを指定する場合は | |||||||||||||||||
「%BOOKPATH%\..\」と記述してください。 | |||||||||||||||||
2つ上の階層のフォルダの場合は「%BOOKPATH%\..\..\」と記述します。 | |||||||||||||||||
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[フォルダ階層] | |||||||||||||||||
注意点) %BOOKPATH%は連続実行中に使用した場合、アクティブブックのパスが対象となります。 | |||||||||||||||||
その他、セルリンクボタンで設定できるフォルダ指定文字列には以下のようなものがあります。 | |||||||||||||||||
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