「StiLL」デザイン情報149 StiLLコマンド--項目式にR1C1形式の数式を活用カツヨウ応用オウヨウヘン
           
                             
  ■ 今回はStiLLの「BtRecordQuery (Excelデータからデータを抽出)」などのボタンで使用する「項目式」にR1C1参照サンショウ形式の数式を活用する方法の応用オウヨウヘンをご紹介ショウカイします。      項目コウモクシキナイのR1C1参照形式の数字の部分に数式を設定することで、項目式内に列挿入をしても数式を変更する必要がなくなります。
COLUMN関数カンスウ使ツカカタがキーポイントになります。
    ■ R1C1参照形式の仕組みを理解したウエでR1C1参照サンショウ形式ケイシキ数字スウジ部分ブブン数式スウシキ指定シテイする方法ホウホウをマスターできれば、変更ヘンコウがしやすいプログラムになります。後々メンテナンスが楽になりますので、是非ご活用下さい。  
  対応Ver. :StiLL-X V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro・Std
    対応Ver. :StiLL-X V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro・Std
    対応Ver. :StiLL-X V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro・Std
 
                             
 今回コンカイ内容ナイヨウ  
前回ゼンカイは「BtRecordQuery (Excelデータからデータを抽出)」などのボタンで使用シヨウする「項目コウモクシキ」にて
R1C1形式の数式を活用する方法ホウホウをご紹介ショウカイしました。
前回ゼンカイのバックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます
「StiLL」デザイン情報148 StiLLコマンド--項目式にR1C1形式の数式を活用
今回コンカイ前回ゼンカイ応用オウヨウヘンとして、「項目式」に指定シテイしたR1C1形式の数式を、
さらにExcelの数式を使って指定する方法をご紹介します。
また前回ゼンカイ応用オウヨウヘンとなりますので、まだ前回ゼンカイ内容ナイヨウをごランになられていないカタ
前回ゼンカイ内容ナイヨウサキにごランいただくことをおススめします。
今回コンカイ紹介ショウカイする方法ホウホウ活用カツヨウすると、下の図のように項目コウモクシキアイダなどに列の挿入をしても
項目式の数式を作り直さなくてすむようになります。
ウエレイのように項目コウモクシキ単純タンジュンならそのたびに数式スウシキナオせばすみますが、
項目コウモクシキ複雑フクザツだったり仕様シヨウ変更ヘンコウ頻繁ヒンパンにおこなわれたりすると
そのタビ数式スウシキえるのは大変タイヘンになってきます。
今回ご紹介する方法は最初サイショ数式スウシキツクるときは大変タイヘンですが、
後々メンテナンスが楽になりますので、是非ご活用下さい。
項目コウモクシキ」はツギのボタンにて使用シヨウできます。
    StiLLボタン : 「Excelデータ抽出 (MakeBtRecordQuery)」
「Excelデータ取得 (MakeBtMerge)」
    セルリンクボタン: 「BtRecordQuery (Excelデータからデータを抽出)」
「BtMerge (複数のExcelファイルからデータを抽出)」
              (各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)
 設定セッテイ方法ホウホウ    
前回ゼンカイはR1C1参照形式の数式を指定する方法をご紹介しました。
しかしこの方法ホウホウだと、数式スウシキ文字列モジレツしているので、
下の図のように項目式内に列挿入をした場合、数式を作り直さなければりません。
そこでR1C1参照形式の数字スウジ部分ブブン数式スウシキ設定セッテイすることで、
項目式内に列挿入をしても数式を変更する必要がなくなります。
[]のナカ数字スウジをCOLUMN関数カンスウ使ツカってモトめるようにする手順テジュン説明セツメイしていきます。
まず項目コウモクシキナイアタイ数式スウシキにする必要ヒツヨウがあります。
シングルクォーテーション(')でカズシキアタイしている場合バアイには、イコール(=)ハジまりの数式スウシキにしてください。
ツギに、[]の中の数字をCOLUMN関数を使って求めるようにします。
タトえばシタのようにCレツシキで2つヒダリのAレツからセルを参照サンショウする場合バアイは、
「COLUMN(A1)-COLUMN()」のようにCOLUMN関数カンスウ使ツカザンすることで
「-2」という数字になるよう数式を設定します。
 (COLUMNの引数ヒキスウ省略ショウリャクし「COLUMN()」のように記述キジュツすると、COLUMN関数が入力されているセルの列番号がカエされます)
このような数式スウシキ記述キジュツしておけば、項目コウモクシキ途中トチュウレツ挿入ソウニュウしても
項目コウモクシキナイ数式スウシキ変更ヘンコウする必要ヒツヨウがなくなります。
■ ご参考サンコウまでに  
項目コウモクシキと同じレツにデータを出力シュツリョクする場合バアイは、以下イカのように絶対ゼッタイ参照サンショウのR1C1参照形式でも指定シテイできます。
こちらの指定シテイ方法ホウホウホウが、COLUMN関数カンスウカズスクなくてすみます。
注意チュウイクダさい。  
 ※ファイルの保存ホゾン形式ケイシキが xlsx の場合バアイ、RCレツ存在ソンザイします。
  R1C1参照形式ケイシキのつもりで「=RC1」と指定シテイしてしまうと、『RCレツの1行目ギョウメ』と認識ニンシキされてしまいます。
  R1C1参照形式で指定シテイしたい場合バアイは、「R[]C1」や「R[0]C1」のように指定シテイしてください。
  ⇒ R1C1参照サンショウ形式ケイシキで Cレツ・Rレツ・RCレツアツカ場合バアイはご注意チュウイクダさい。
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