「StiLL」デザイン情報150 StiLLコマンド--「空白クウハクセルを無視ムシしてコピー」の活用方法
           
                             
  ■ 今回はStiLLのセルデータコピー機能の設定項目「空白セルを無視」の活用方法をご紹介します。この設定をすると、コピー先には空白値はコピーせず、元の値を残したままにすることができます。     ■ データベースなどからデータを取得して一覧表を表示するプログラムを作成したいけれども、項目コウモクによってはExcelの数式で計算ケイサンしたアタイを表示したい場合の活用レイをご紹介します。     ■ データベースなどから取得シュトクしたデータのウエ数式スウシキけしていくナガれになります。そこで「空白セルを無視」を設定セッテイすることで、一旦イッタン取得シュトクしたデータをさずに数式スウシキけることができます。  
  対応Ver:StiLL-X V2.0以降
 (※セルリンクボタンの「BtCellCopy」の設定セッテイ項目コウモク空白クウハクセルの無視ムシ」は StiLL-X V1.6以降)
    対応種類:StiLL Dev・Pro・Std
 
 今回コンカイ内容ナイヨウ  
今回コンカイはStiLLのセルデータコピー機能キノウの設定項目「空白セルを無視」の活用カツヨウ方法ホウホウをご紹介ショウカイします。
「空白セルを無視してコピー」を設定セッテイしていると、
コピーサキには空白クウハクアタイをコピーせず、モトアタイノコしたままにすることができます。
今回コンカイ紹介ショウカイする「空白クウハクセルを無視ムシしてコピー」はツギのボタンにて設定セッテイできます。
         StiLLボタン : 「セルデータコピー (MakeBtCellCopy)」
      セルリンクボタン : 「BtCellCopy (コピー元範囲のデータをコピー先セル位置にコピー)」
      (各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)
 活用カツヨウレイ    
1つの表において、データベース等から取得する項目とExcelの数式を使って値を出したい項目が
混在しているような場合は「空白を無視する」を利用すると便利です。
今回は、下の図において「伝票No・商品コード・数量・単価」はデータベース等から取得し、
「No・商品名・金額」はExcelの数式を使う、という例でご紹介します。
1 一覧イチランヒョウにデータベースなどからデータが取得シュトクするサイ、取得データの見出しを除いた部分に
出力範囲名が定義テイギされるように設定セッテイします。
2 数式スウシキを空白セルを無視してコピーするサイのコピーモト数式スウシキ用意ヨウイします。
今回コンカイレイではデータ取得シュトク部分ブブンウエギョウにコピー元の数式を記述キジュツしておき、
アトギョウ非表示ヒヒョウジにしてえないようにします。
 (うすい青色アオイロのセルに数式スウシキハイっています)
3 セルデータコピーのボタンを作成サクセイします。
コピーモトには用意ヨウイしたコピー元の数式の範囲ハンイ指定シテイし、コピー先には取得データの出力範囲名(見出し無し)を設定します。
種類シュルイは「数式スウシキ(Formulas)」にし、空白クウハク無視ムシするようにします。
 
テキスト ボックス: (データを取得するシートのシート名は「一覧」)
4 ツクったセルデータコピーのボタンをデータベースなどからデータを取得シュトクするボタンのアト実行ジッコウするようにします。
最後サイゴにコピー元の数式のギョウ非表示ヒヒョウジにして出来上デキアがりです。
5 最後サイゴにコピー元の数式のギョウ非表示ヒヒョウジにして出来上デキアがりです。
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