「StiLL」 デザイン情報156 StiLLコマンド--ツネにデータがある最下行サイカギョウツギギョウにコピー
           
                             
  ■ 今回は一覧表でデータがある最下行の1つ下の行に値をコピー貼り付けするボタンの作成方法をご紹介します。
データ数が変化しても常にデータがある最下行の1つ下の行に値をコピー貼り付けできるボタンを作成していきます。
    ■ 値が入っている最下行を求めるときは、StiLLボタンの 「名前定義(MakeBtOffsetName)」 が便利です。
途中に空白のセルがあっても、最下行までの範囲に名前をつけることができます。
     ツギに値をコピーするボタンを作成します。
今回は 「コピー先セル位置」 で数式を使用するため、セルリンクボタンの 「BtCellCopy」 を使用します。
ROWS関数を使用すると 「名前定義」 ボタンで定義した範囲 『DATA』 の行数がかります。
 
  対応Ver. : 「StiLL-X」 V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
    対応Ver. : 「StiLL-X」 V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
    対応Ver. : 「StiLL-X」 V1.0以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
 
                             
 今回コンカイ内容ナイヨウ  
今回コンカイは一覧表でデータがある最下行の1つ下の行に値をコピー貼り付けするボタンの作成方法をご紹介ショウカイします。
データスウ変化ヘンカしてもツネにデータがある最下行の1つ下の行に値をコピー貼り付けできるボタンを作成サクセイしていきます。
 作成サクセイ方法ホウホウ    
1) プログラムシートを挿入
ボタンを配置する 「Pシート1」 シートを挿入ソウニュウします。
  ※ 「Pシート1」 シートはシステムテンプレート内にあります。([システムテンプレート] - [開発用テンプレート]  - [プログラムシートT] )
2) 一覧表のデータ部分に名前を定義するボタンを作成
値が入っている最下行を求めるときは、StiLLボタンの 「名前定義(MakeBtOffsetName)」 が便利です。
 「列数」 を 『1行目:空白を含む最終列まで』 、
 「最大行判断」 を 『全列』 と 『空白を含む』 にチェックを入れると、
途中に空白のセルがあっても、最下行までの範囲に名前をつけることができます。
3) 値をコピーするボタンを作成
今回は 「コピー先セル位置」 で数式を使用するため、セルリンクボタンの 「BtCellCopy」 を使用します。
ROWS関数を使用すると 「名前定義」 ボタンで定義した範囲 『DATA』 の行数が分かるので、
一覧の最初の行番号にその行数を足して、コピー先の行番号を計算することができます。
4) 作成した2つのボタンを連続実行ボタンに追加
 「名前定義」  「セルデータコピー」 の順で実行するように設定します。
5) 表示画面のボタンから作成した連続実行ボタンを実行するよう設定
Pシート1の 「@入力内容追加」 ボタンを実行するように設定します。
       (各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)
Copyright(C) アイエルアイ総合研究所 無断転載を禁じます